線路の夜間点検せず ９日の決壊、土のうで復旧 ＪＲ貨物脱線－北海道新聞[道内]

線路の夜間点検せず ９日の決壊、土のうで復旧 ＪＲ貨物脱線 （08/18 07:05） １７日未明に渡島管内八雲町のＪＲ函館線八雲―山越駅間でＪＲ貨物の貨物列車が脱線した事故現場は、今月９日の大雨でも砂利が決壊し、土のうなどを使って復旧させたものだったことが１７日分かった。ＪＲは数カ月後にコンクリートなどで本格復旧工事を行う予定だったと説明。同町では１６日から１７日朝にかけ、大雨注意報や洪水注意報が出ていたにもかかわらず、線路を管理するＪＲ北海道は夜間の見回りなどを行っておらず、安全管理の体制が問われそうだ。 ＪＲ北海道によると、９、１７の両日とも付近の熱田川が増水し、氾濫してあふれた水が線路の砂利や路盤の土を押し流した。お盆の帰省ラッシュが始まろうとしていた９日のケースは、ＪＲはその日のうちに復旧させ、運行を再開した。 ただ、工事は砂利が流された線路沿いの２０～３０メートル区間に約２０個

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