神戸新聞｜経済｜隣席１００円でキープ可 痴漢防止で高速バス

高速バスの車内で痴漢被害などが相次いでいることを受け、神戸フェリーバス（神戸市中央区）などは四月から、神戸-香川間の高速バスで、隣の席を百円の追加料金で空席のまま“キープ”できるサービスを始める。 犯罪や迷惑行為抑止のため相席を避けるサービスは全国でも初めてといい、同社は「乗客の反応を見て、増便も検討していきたい」としている。 同社は高松エクスプレスと共同で、神戸三宮-香川（国分寺・高松）間で高速バス「フットバス」を一日六往復、運行している。乗客の半数以上を女性客が占めるといい、以前から「男性が隣に座ると落ち着かない」といった声が寄せられていたという。 相席回避サービスは夏休みなどをのぞく、比較的座席に余裕のある月-木曜日に実施する。また、今月二十日からは席幅を拡張した大型バス二台を導入して九往復に増便。同社は「女性客だけでなく、大きな荷物を持つ旅行客や幼児のお母さんもゆったりと座れます」

[shoji-no]

100円ってのは安いな～。