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神戸新聞NEXT|社会|但馬沖で最大級のダイオウイカ発見 引き上げ
無脊椎動物では世界最大級で、深海に生息するダイオウイカが25日、兵庫県新温泉町諸寄沖で生きた状態... 無脊椎動物では世界最大級で、深海に生息するダイオウイカが25日、兵庫県新温泉町諸寄沖で生きた状態で見つかった。胴から腕の先まで4メートル13センチあり、最も大きなクラスという。 地元の漁師岡本哲雄さん(63)がサザエを捕っていた際、海中を漂っていたという。 鳥取県立博物館の和田年史学芸員が鑑定した結果、長い触腕がちぎれていたが、それを含めた全長は8~9メートルとみられる。最近、日本海で相次いで発見されているが、「生きた状態は非常に珍しい。はげやすい表皮や腕の先まで残っている」と和田学芸員。現在、諸寄漁港の冷蔵庫で保存し、標本として引き取る施設を探している。 岡本さんは「びっくりしたが、すぐダイオウイカだと思った。初めて見た」。急いでロープで船に縛り付け、近くの諸寄漁港に運んで漁師仲間と岸壁に引き上げた。その際、ちぎれた腕を若い漁師が試食したが、「苦くて塩辛い。うまくはない」と顔をしかめてい
2014/02/26 リンク