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(2015年4月発行)トラブルは人が起こす。その原因と対処法
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(2015年4月発行)トラブルは人が起こす。その原因と対処法
食品製造業で起こった事件を調べていくと、きっかけは自然発生的な事故であっても、それを大きなトラブ... 食品製造業で起こった事件を調べていくと、きっかけは自然発生的な事故であっても、それを大きなトラブルに発展させた要因は「人」であり、結果として「人災」と呼ばれる例が多いことに気づかされます。 つまり、トラブルを起こし拡大させるのは食品業界で働く「人」なのです。 では、食中毒事件の例で考えてみましょう。 「雪印集団食中毒事件」は、2000年6月に近畿地方を中心に14,780人の被害者を出して、「戦後最大の集団食中毒事件」と呼ばれた有名な事件です。 きっかけは、3月31日に北海道の工場で氷柱が落下したことによる停電でした。冷却装置が停止した間に、脱脂乳中で黄色ブドウ球菌が増殖し、毒素が発生しました。この時点で、汚染された原料をすべて廃棄処分にしていれば、事件に発展せずに済んだでしょう。 ところが、工場では原料を廃棄する代わりに殺菌して脱脂粉乳を製造し、出荷したのです。6月25日にこれを飲んだ子供