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われわれはもはや横暴なる王である 板谷敏彦 (1/2ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)
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辻邦生は長編歴史小説「春の戴冠」で、15世紀後半の花の都フィレンツェの支配者であり銀行家でもあっ... 辻邦生は長編歴史小説「春の戴冠」で、15世紀後半の花の都フィレンツェの支配者であり銀行家でもあったメディチ家の盛衰を描いた。時の盟主ロレンツォ・メディチのおかげで、フィレンツェにはルネサンス文化の大輪が咲き誇ることになるのだが、一方でメディチ家の財力は英国国王エドワード4世への貸し倒れやブルゴーニュ侯シャルルの死亡によるデフォルトによって、すでに衰えを見せ始めていた。 メディチ家と並び称される中世ヨーロッパの富豪フッガー家もまた、ハプスブルク家のデフォルトによりその力を失った。こうした国王に対する貸し付けは戦費調達にかかわるものが多く、戦争を繰り返していた当時はひんぱんにデフォルトを起こしていた。困った国王は国民に重税を課すようになる。 1688年の英国の名誉革命は、重税を嫌った貴族たちがこうした王権の制限を企図したもので、翌年発布された権利章典には「議会の同意によらない国王大権による資金