最終回 みなさまのご多幸を祈りまして、ガールズ・コメディー・ムービー!! | 青弓社

真魚八重子（映画文筆業。「映画秘宝」「キネマ旬報」「TRASH UP」ほかで執筆多数） 悩んだり落ち込んだりして涙をこぼしていても、顔を覆った手の隙間から見える世界は美しい。悲劇も喜劇も、「悲しみ」という膜を通して残酷さを見据えるか、日常の輝きを見いだすか、その立脚点をどちらに置くかで映画の雰囲気が異なるだけだといえる。 だからガールズ・コメディー・ムービーも、主人公は悩む。必ず壁にぶち当たる。コメディーはとても純粋に「起承転結」――物語をつむぐ人々が何千年も続けて磨きをかけてきた、心を喜ばすお話の構成にのっとって展開する。喜劇でも女の子たちは必ず恋愛の苦しみ、家族や友人との軋轢、この世の生きづらさを体験するが、そのなかで決意をして、明るい未来に向かって地面を蹴って舞い上がり、自力で喜びを手に入れる姿が描かれる。 人を笑わせて、明るい気分にさせるのは難しい。ゆえに、成功したコメディーは貴重

[anutpanna]

ワスワス。最終回！

[FUKAMACHI]

８月刊行予定。買う。

[shidehira]

「本連載をまとめた書籍を8月頃に刊行予定」まずは買う。他に単著の予定は？

[solailo]

『でも、わたしはこうやって、映画で見たことを言葉でしか伝えることができない。アメリが盲人へ切迫した口調で語り聞かせたように。この場面のアメリの尽力こそ、書く人々の行為そのものだ。』

[kirakking]

文系女子って新鮮で面白い連載だった。アメリでは下水道の男の力を借りるシーンでああと思ったな。

[symbioticworm]

“悩んだり落ち込んだりして涙をこぼしていても、顔を覆った手の隙間から見える世界は美しい。”“「悲しみ」という膜を通して残酷さを見据えるか、日常の輝きを見いだすか”賛否は兎も角、なかなかの名文。

[hystericgrammar]

『アメリ』観ないと。

[misato-girl]

書籍化楽しみ！！！

[toshi20]

8月。必ず買います。

[stilllife]

『ローラーガールズ・ダイアリー』の文字列を読んだだけでうるっとくる..."And to all the girls who believe they can…you can!"/最近観た『小悪魔はなぜモテる？！』の真魚さん評も読みたい。/『アメリ』も自分には泣ける映画。

[throwS]

同じ映画を観たとしても、ボッーとオモシレーとダケしか言えないワスからすると、ちゃんとドコがどう面白いのか、どういう意味が背景にあるのかちゃんと言葉にする能力を発揮している人を見ると不思議にさえ感じる。

[samurai_kung_fu]

８月！