信濃毎日新聞［信毎web］ 松本市長に現職の菅谷氏 36年ぶり無投票で３選

任期満了に伴う松本市長選は４日告示され、現職で２期目の菅谷昭氏（６８）＝無所属、蟻ケ崎＝のみが立候補し、無投票で３選が決まった。同市長選の無投票は１９７６（昭和５１）年以来で３６年ぶり。菅谷氏は、３期限りでの引退を明言しており、任期の４年に政策をどれだけ具体化できるか、手腕が問われる。 菅谷氏は昨年１２月の市議会の閉会あいさつで出馬表明。松本城の南・西側の外堀を復元する事業、健康・医療産業の創出に向けた事業、「次世代交通」による中心市街地活性化、住民による地域づくりへの支援、人・情報の交流拠点都市づくり―の５項目を重点政策に位置付けた。 連合長野や企業など約８０団体から推薦を得たほか、政党では社民党松本総支部などでつくる「松本市政を共につくる会」が推薦、共産党中信地区委員会などでつくる「明るい民主市政をつくる市民の会」が支援をそれぞれ決定。組織決定はしていないが、民主党の衆院議員や県議

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