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種子供給 仕組み堅持 県が種子法廃止控え方針 | 信濃毎日新聞[信毎web]
稲や麦、大豆の種子の生産・普及を都道府県に義務付ける主要農作物種子法(種子法)が3月末で廃止され... 稲や麦、大豆の種子の生産・普及を都道府県に義務付ける主要農作物種子法(種子法)が3月末で廃止されることを受け、県農政部は、県などがこれまでと同様の役割を果たすことを規定した基本要綱を作る方針を固めた。4月に施行する。種子法廃止後も、優良な種子を生産農家へ安定的に供給していくことを明確化する狙い。同部は「これまでの種子供給のシステムを堅持し、必要な予算の確保に努めていく」としている。 種子法の廃止については、県が優良な種子を安定供給するための予算を計上する根拠法がなくなることなどを理由に、現場の農家や専門家から不安視する声が上がっていた。これに対し、県農政部は開会中の2月定例県会の一般質問でも「優良な種子の安定供給は極めて重要」として、従来の生産供給システムを守る姿勢を示していた。 これまで県は種子法に基づき、県内の気候や需要に合った品種を「奨励品種」に選び、品質を管理しながら優良な種子を育
2018/03/07 リンク