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映画「愛人/ラマン」の舞台になった古民家は今[特集]
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映画「愛人/ラマン」の舞台になった古民家は今[特集]
フランスの作家マルグリット・デュラスの自伝的小説を原作にして1992年に製作された映画「愛人/ラマン... フランスの作家マルグリット・デュラスの自伝的小説を原作にして1992年に製作された映画「愛人/ラマン」で撮影に使われた古民家が、メコンデルタ地方カントー市ビントゥイ郡にある。1870年に建設されたこの家は今もかつての姿を失わずにいる。東洋と西洋の要素を取り入れた建築様式で、フランス製のれんがと中国・雲南省製のテーブルセットも昔のままだ。2009年には国の文化歴史遺産に認定された。 記者が2時間ほど滞在している間に、20人を超える外国人観光客が訪れ、映画「ラマン」の面影を探るように家のあちこちに立ち止まっては目を凝らしていた。フランスから夫と共に訪れたジュリア・サンデルさんは、「映画好きの人なら誰でもここに来て「ラマン」を感じることができるでしょう」と語った。ただ、カントー市はこのせっかくの歴史の贈り物を有効に活用していないという。「フランスだったら、歴史上の有名人が立ち寄った場所というだけ