日銀短観 企業の人手不足感強まる NHKニュース

日銀が１６日に発表した短観＝企業短期経済観測調査で、景気の回復を背景に、大企業、中小企業ともに、従業員が不足していると感じている企業が一段と増えていることが分かりました。 日銀の短観では、企業が従業員の人数について、「過剰だ」と答えた割合から「不足だ」と答えた割合を差し引いた値が示され、マイナスが大きいほど人手が足りないと感じている企業が多いことになります。 １６日に発表された短観で、この指数は、大企業が「マイナス３」と、前回３か月前の調査を２ポイント下回り、人手が足りないという企業の割合が４期連続で増えました。 また、中小企業も「マイナス１２」と、前回を５ポイント下回り、人手が足りないと感じている企業の割合が２期連続で増加しました。 これは、円安で採算が改善した自動車など輸出関連企業のほか、消費増税前の住宅の駆け込み需要や公共事業の増加で受注が増えた建設業などを中心に、人手の不足感が強ま

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「円安で採算が改善した自動車など輸出関連企業のほか、消費増税前の住宅の駆け込み需要や公共事業の増加で受注が増えた建設業などを中心に、人手の不足感が強まっている」 Reading:日銀短観 企業の人手不足感強まる　NH

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今回の短観では、国内の雇用環境が改善しつつあることをうかがわせる結果となりましたが、これが採用の拡大や賃金の上昇に波及するかどうかが、本格的な景気の回復に向けた鍵となってい