日立金属 米企業を１３００億円で買収 NHKニュース

大手金属メーカーの「日立金属」は、アメリカでの自動車部品向けの事業の強化を図るとして、アメリカの金属メーカーを１３００億円余りで買収することを発表しました。 発表によりますと、日立金属は、アメリカのウィスコンシン州に本社がある金属メーカー「ワウパカファンドリー」の持ち株会社を１３億ドル（およそ１３２０億円）で買収することで、この会社の株式を保有する投資ファンドとの間で合意しました。 日立金属は、ことし１０月にすべての株式を取得し子会社化するとしています。 ワウパカファンドリーは、アメリカに６つの工場を持ち、自動車用ブレーキ部品などに使う「鉄鋳物」と呼ばれる金属製品を部品メーカーに供給していて、この分野では世界最大手だということです。 日立金属は、ことし４月にもインドで自動車向け鉄鋳物を手がけるメーカーを買収しており、今後アメリカを含めた海外事業の一段の強化を進める方針です。 日立金属の小西

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