母ちゃんという女性のずっと変わらない求心力: 聞こえるように独り言

'10年4月6日（火） 働いていた若いころ、 一緒に酒を飲むと、 年配の係長の愚痴を よく聞かされた。 「女房は せがれが帰ってくると、 『要らない』というのに 金を持たせて帰す。 俺には『くれ』 といってもよこさない」 彼の場合は、 飲んでしまうからだが、 このように、いつまでも 子を思う母の気持ちが、 子を母に引き寄せる 求心力になっている ように思う。 そんなお話を二つ。 ●誕生日 （新潟県胎内市 女性） 母が病院で89歳の 誕生日を迎えた日。 看護師さんたちが、 忙しい時間をさいて ﾍﾞｯﾄﾞ を囲み、 ﾊｯﾋﾟｰﾊﾞｰｽﾃﾞｲ の歌を ﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄ してくれました。 一緒に手拍子する、 満面の笑みの母に、 胸が熱くなりました。 そしてもう一つ。 嫁いだ娘から 千羽鶴が届きました。 娘は、小１、年少、 ５ヶ月の子育て 真っ最中。 時間のゆとりなど あるはずもなく、 きっと寝る時間

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母親の子を思う気持ちが母親を思う気持ちとなって子から帰ってくる。これを恩返しというなら返しきれるものでなない。母は死ぬまで子を思うからである。[hoge] 誕生日　千羽鶴　里帰り　米寿