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ブックマーク / ongakudaisukiclub.hateblo.jp (13)

  • ネットの音楽オタクが選んだ2022年のベストアルバム 50→1 - 音楽だいすきクラブ

    お待たせしました。2022年のベストアルバム、最後の50枚です。このランキングTwitterのハッシュタグ「#2022年ベストアルバム」、もしくはブログのコメント欄に挙げていただいた中で、集計のルールに適した540のデータを用いて作りました。 2022年の音楽は大充実の年だったと思います。私自身10枚を選ぶのが大変で、泣く泣く外した作品もありました。現実におけるコロナ移行の動きがそうさせたのかもしれないし、たまたまだったのかもしれません。今後聴き続けるであろう作品に多数出会いました。 しかしそれでもこの音楽オタクたちが選んだ150枚の中には聴いたことのない作品が多々あり、作り手と聴き手両方の途方もなさを実感します。僕がそうであったように、このランキングが誰かの次の一枚を見つけるきっかけになれば最高です。このように10年目の「ネットの音楽オタクが選んだベストアルバム」を迎えられてうれしいで

    ネットの音楽オタクが選んだ2022年のベストアルバム 50→1 - 音楽だいすきクラブ
  • ネットの音楽オタクが選んだ2021年のベストアルバム 50→1 - 音楽だいすきクラブ

    ネットの音楽オタクが選んだ2021年のベストアルバム、最終日です。Twitterのハッシュタグと告知記事のコメント欄で参加していただいた722人分のデータを集計しました。 今回のランキングは僅差でした。ありがたいことに年々参加者が増えているので集計対象外のものは除外しているのですが、そういうものに配慮すればまた順位は変わってきたと思います。だけど順位は目安であり、場所や時期を変えれば当たり前のように変わります。だからあまり気にしすぎないでください。この記事はあくまで知らなかった作品を知る場として使っていただければうれしいです。 有志によるレビューもつけました。まだまだレビューも受け付けています。記事末尾にプレイリストも用意しました。楽しんでいただけたら幸いです。それではお楽しみください。(ぴっち) このランキングについて ネットの音楽オタクが選んだベストアルバムは音楽だいすきクラブ、及びそ

    ネットの音楽オタクが選んだ2021年のベストアルバム 50→1 - 音楽だいすきクラブ
  • カート・コバーンと小沢健二 - 音楽だいすきクラブ

    「なあ、日でカート・コバーンにあたる人物って誰なんだろうね」 友人は唐突にこんな質問を僕に投げかけてきた。カートが亡くなってから20年以上が過ぎたある日の昼下がり、僕たち二人は喫茶店でコーヒー片手に大好きなニルヴァーナについて話していた。友人の質問にしばらく考え、コーヒーを一口飲んでこう呟いた。 「小沢健二じゃない?」 「それは違う気がするな。だって、小沢健二のキラキラと光るポップソングとグランジと呼ばれた轟音とノイズにまみれたカート・コバーンのサウンドでは全く正反対じゃん」と友人は笑いながらと言った。確かに、彼の言葉にも一理あるとは思うし、友人のように考える音楽ファンも多いと思う。しかし、それでも僕にはどうしても小沢健二はカートの生まれ変わりのようにしか思えないのだ。 もちろん感覚で言ってる訳ではなく、いくつか理由はある。例えばファッション。カートといえば、擦り切れたネルシャツに穴の開

    カート・コバーンと小沢健二 - 音楽だいすきクラブ
  • THE YELLOW MONKEY『砂の塔』 - 音楽だいすきクラブ

    少しだけ振り返ると吉井和哉は2013年にベストアルバム『18』をリリースし、「GOOD BY YOSHII KAZUYA」というツアーを敢行。その時点でTHE YELLOW MONKEYの再結成は確定的なものだと思われていた。ところがその後は音沙汰がなく、カバーアルバムを挟みながらも、昨年ソロ名義で7thアルバム『STARLIGHT』がリリースされた。その時には少々面らったというか、イエモンの再結成がうまくいっていないのではないかという話が噂されていたほどだった。(ちなみに吉井が他のメンバーにバンドの復活をお願いしたのは「GOOD BY YOSHII KAZUYA」ツアー終了後とのこと)。 ところが2016年、各所に掲載された広告からイエモンの復活の噂が再び急浮上。あとの快進撃はご覧の通り。イエモンがこれほどまでに望まれていたバンドだということを実感させられた一年だったと思う。 僕はイエ

    THE YELLOW MONKEY『砂の塔』 - 音楽だいすきクラブ
  • 僕が見た90年代 - 音楽だいすきクラブ

    いきなりですが1990年代の日音楽アルバムについて個人的に大好きな50枚を選んでみました。きっかけはレジーさんの記事です。 1990年代というと僕が音楽を聴き始めた年代で、今でも2000年より愛着がある気がします。もちろん00年代の音楽も大好きだけど、僕が音楽を聴き始めた1998年があまりに色濃く、その後のリスナーとしての好みの大部分がこの時決まってしまったように思えます。まだ雑誌を読み漁るような段階ではなく、毎晩ラジオのチャートを聴き、毎週土曜日にCDTVとポップジャムを録画するようにして世界を広げていきました。 90年代の日音楽が00年代や10年代、もしくはそれ以前の80年代等と比較して優れているかはわからないですし、論じるつもりもありません。ただ、僕は90年代の音楽に育てられ、今でも実家みたいにこの年代の音楽に帰っていく時間があります。 そんなわけで今回は個人的な90年代の日

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  • ネットの音楽オタクが選んだ2020年のベストトラック 100→51 - 音楽だいすきクラブ

    2020年のベストトラックを集計しました。今回は219人分のデータを集計することができました。協力してくださった方々、当にありがとうございました!来週発表するベストアルバムの1/3ほどの規模ですが、それなりのものができあがったと自負しています。メディアのランキングとはまた一味違った、ネットの音楽馬鹿(の一部)の方々が昨年一年間にどういう曲を聴いていたのか、振り返っていただけると幸いです。 作業量が多すぎるのでレビューをつけるのは断念しましたが(アルバムの方はやります)、ストリーミングとYouTubeのリンクはつけました。使っていただければ幸いです。明日までよろしくお願いします!(ぴっち) 追記(1/22)記事下にSpotifyとApple Musicのプレイリストがついています。よかったらお使いください。 このランキングについて ネットの音楽オタクが選んだベストアルバムは音楽だいすきクラ

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  • ネットの音楽オタクが選んだ2016年のアルバムのルール等 - 音楽だいすきクラブ

    「ネットの音楽オタクが選んだ2016年のアルバム ベスト150」のルール、ノミネート作品(一部)です。発表は1/16以降を予定しています。よろしくお願いします。 ランキングについて このランキングは公開されている個人のベストアルバムのランキングの集計に基づいて作られています。特定のブログ、メディアの総意ではありません。またこのランキングが正しいわけでもありません。 「ネットの音楽オタク」と書いていますが、ネット以外からも集計しています。また「音楽オタク」を定義する意図はありません。便宜的に使用しているだけです。 今回は洋楽・邦楽の区別なしに集計しました。 集計、及び採点の方法 「1位10P、2位9P・・・10位1P」方式で採点しています。 一人の持ち点は最大で55Pです。 一人の投票が1枚のアルバムにつけることが可能な最大点数は10Pです。 順不同の場合、5Pずつ採点しています。 アルバム

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  • 音楽だいすきクラブ

    ネットの音楽オタクが選んだ2023年のベストアルバムの150枚の全順位、それから国内150枚、海外150枚の順位をまとめました。 2023年ベストアルバム 2023年国内ベストアルバム 2023海外ベストアルバム 続きを読む Since 2013, we have been making annual rankings of albums by collecting votes via twitter posts and comments to our blog. Results have been published as articles edited by volunteers. For totaling up, we gather twitter posts that contain certain hashtag - which was #2023年ベストアルバム in 202

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  • わたしたちが浜崎あゆみに共感できなくなった理由 - 音楽だいすきクラブ

    今もなお浜崎あゆみは孤独である。端から見ていると「なんでも持っている」はずなのに、「なにも持っていない」それでいて「君がうらやましい」と歌う。余りある自己愛におぼれた人間だとレッテルを貼られる一方で、常に冷徹に自分自身を見つめる浜崎あゆみ。その実態と影響は大きすぎて、誰しもがほとんど断片的にしか言語化することに成功していない。とてつもなく巨大がゆえの果てしない孤独。もちろんわたしも彼女のすべてを紐解くなんて大それたことはできない。けれど、最新アルバム『A ONE』が傑作だったこともあり、すこしだけ彼女に挑戦してみたい意欲に駆られた。わたしの思春期はあゆに助けられ、あゆに支えられてきたのだから。 あゆと女子高生 1998年4月に1stシングル「poker face」でデビュー。3rdシングル「Trust」が化粧品CMのタイアップに起用され、新し物好きな女子中高校生を中心に支持を集める。1st

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  • 私とTHE BACK HORN - 音楽だいすきクラブ

    2012年に入ってすぐのこと、社会人1年目の生活も終わりを迎えたその頃、THE BACK HORNのアルバムを借りにレンタルショップへひょこひょこ歩いていったのを覚えている。 中学生の頃、人並みにアイドル少年を追いかけてCDを買い漁るというよりは、むしろ彼らの姿の写ったカラフルな雑誌をずらりにんまりと眺めていたあの頃以来、ほとんど自ら音楽など聴かなくなっていた自分がどうしてそのような奇行に走ったのか。 その辺を思い出してみたいと思う。 大学時代の4年間を「お笑いライブに年100のペースで通い詰める」というオタク活動に捧げきった私は、社会人になってようやく人並みに「人間」に恋をした。よくある話で、「仕事のできる職場の先輩」がとてもかっこよく見えたのだ。 その出来事の良し悪しとか顛末なんかは置いておいて、その人は私にいろんな「ちょっとだけ広がった世界」を教えてくれた。北島三郎と鬼塚ちひろとビ

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  • ネットの音楽オタクが選んだ2010年代上半期のベストトラック 邦楽編 50位→1位 - 音楽だいすきクラブ

    2010年代上半期のベストトラック、最後の50曲です。 一応書きますが、これはただの目安なので、誰が勝ったとかそういうことではないです。広大なネットの狭い範囲のひとつの傾向に過ぎないものです。もちろん200人超の人々に選ばれたからここに位置するわけだし、それは途方もなく凄いことなのですが、だからと言ってこれが正解というわけでもありません。 だからあまり深刻にならないでください。ただの遊びです。自分の好きなミュージシャンの音楽を自由に楽しく聴けばそれでいいと思います。そんなふうに愛せるアーティストと出会える場所になればこれ以上うれしいことはありません。試聴リンクもぜひ活用してくださいね。 それでは、邦楽最後の50曲です。洋楽ベスト100は来週月曜からやるのでこちらもぜひ!(ぴっち) 200→151位 150→101位 100→51位 ルール、参照記事、選者一覧、ノミネート作品一覧 –––––

    ネットの音楽オタクが選んだ2010年代上半期のベストトラック 邦楽編 50位→1位 - 音楽だいすきクラブ
  • ネットの音楽オタクが選んだ2010年代上半期のベストトラック 邦楽編 200位→151位 - 音楽だいすきクラブ

    また性懲りもなくやってしまいました。今回が一番大変でした。 Pitchforkの2010年代上半期のベストトラック企画をパクって8月半ばから、仲間内でデータを集めていたのですが、結果的に200名以上の方にご参加いただきました。当にありがとうございます。おかげで強力なランキングになったと思います。 音楽だいすきクラブはメディアを名乗るほどコンセプトは固まっていないのですが、とにかく音楽のことをあれこれ言うのが大好きな人が揃っています。せっかくいろんなメンバーがいるんだから順位だけではなく、小さな文章を加えました。一応ショートレビューという名目でみんなで作ったのですが、先に謝っておきます。書き手のいない作品があったり、メディアとしての文体が定まっていなかったり、やたら長かったりと結構チグハグです。 でもまあ、その辺はクラブ活動なので許してください。興味のない人は一番下に順位だけ記したのでそち

    ネットの音楽オタクが選んだ2010年代上半期のベストトラック 邦楽編 200位→151位 - 音楽だいすきクラブ
  • syrup16g『Hurt』 - 音楽だいすきクラブ

    2014年08月27日、五十嵐が生還した。syrup16gが再び動き出した。 あのまだ寒い武道館の日から犬が吠えるを挟み、2013年のNHKホールで五十嵐の横に立ったのはこれまで支え続けてきた二人だった。ソロでUKFCのステージに立ちCOPYの曲を弾き語り、そこからの空白の一年。また表舞台から消えるのかとソワソワしていた私達に告げられたのは「syrup16g再始動」と、全曲未発表の書き下ろしで固められた8枚目のオリジナルアルバム『Hurt』のリリースであった。 たとえば社会を形成している多数にあたる社会人や、それ以前に人として生活をする上で必要とされるコミュニケーション能力が五十嵐には欠落している。きっと音楽が無ければ人と繋がることはできず、自己表現もできないだろう。そんな彼には中畑大樹という理解者と、キタダマキという五十嵐の紡ぐ曲を具現化するために多くを許容してくれる存在が必要だった。も

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