「2027年までに台湾有事が到来する一定の理由がある」 こう語るのは、アメリカの国務副長官や国防総省の幹部を務めたリチャード・アーミテージ氏です。 長年、アジア外交や安全保障政策に深く関わり、知日派でもあるアーミテージ氏。 その目にいまの米中関係はどう映り、両国の今後をどうみているのか、聞きました。 (聞き手:ワシントン支局長 高木優) ※以下、アーミテージ氏の話 コミュニケーションが滞る米中、どうみる? 私たちは競争すべき分野では競争し、対抗すべき分野では対抗すると言ってきました。両国を完全にデカップリング(切り離し)することなど不可能です。 しかし、AI=人工知能や半導体の製造といった分野で、アメリカが中国に支配されるような事態は確実に避ける必要があります。私は中国と良好な関係を保てるよう望みます。しかし、習近平国家主席と、中国政府こそがいま、それを難しくしています。 習近平主席 20
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