スマートフォンやタブレット型端末、そして専用端末の普及に伴い、さらにはパソコン向けの購読用アプリケーションの展開により、電子書籍は急速に普及しつつある。一方で課金体系も含めたビジネスモデルの構築は四苦八苦・試行錯誤が続いており、収録・表示形態も複数様式が乱立していることも合わせ、しばらくは読者側も振り回される日々を過ごさねばならないだろう。このような状況の中で、電子書籍を利用している人たちは、どの程度紙媒体の本から離れ、電子書籍にシフトしているのだろうか。それとも電子書籍は利用しているが、相変わらず紙媒体の本、雑誌、漫画などをメインに愛読し続けているのだろうか。文化庁が2014年9月24日に発表した「国語に関する世論調査の結果」の該当項目における公開値から、その現状を確認していくことにする(【発表リリース:国語に関する世論調査の結果について】)。 今調査は2014年3月に16歳以上の男女に
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