■ソニーとパナ、有機EL事業売却へ コスト減難航 朝日新聞デジタル 5月25日(日)7時0分配信 次世代テレビの「本命」として有機ELディスプレーの開発をしていた ソニーとパナソニックが、ともに有機EL事業から撤退する方針を固めた。 大型化に伴う製造コストの引き下げなどが難航したためだ。 有機ELの大型テレビ開発から日本勢が事実上、姿を消す。 韓国メーカーが開発してはいるが、割高で市場は伸びていない。 ソニー、パナソニックとも、官民ファンド「産業革新機構」が出資する ジャパンディスプレイ(JDI)にそれぞれの有機EL事業を売却する方向で調整している。 ともに6月中にも基本合意する見通しだ。 JDIはタブレットやスマートフォンなどに使う中小型画面に絞って開発を進める。 両社とも、不振のテレビ事業を立て直すには、課題の多い有機ELに投資を続けるよりも、 高精細の「4Kテレビ」など液晶テレビの開