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書店に関するfunaki_naotoのブックマーク (1,739)

  • ちくさ正文館と古田一晴さん|本屋の時間|辻山良雄

    毎年、書店の閉店するニュースは定期的に流れてくるが、その中でも今年は、しばし人を感慨にふけさせるような、ひとつの時代の終わりを想起させる話が多い。 具体的に言えば、一月には名古屋の七五書店の閉店があった。三月には東京駅八重洲口の八重洲ブックセンターが閉店し(この店は移転のための一時閉店)、四月は鳥取の定有堂書店、そしてこの七月末には名古屋のちくさ正文館書店店(以下ちくさ正文館)が、その六十余年の歴史に幕を降ろした。 書店閉店のニュースが流れてくれば、それを惜しむ声、憤慨する声が、毎回決まって聞こえてくる。それを聞くのがあまり好きではないので、そうした話からはなるべく距離を置くようにしているのだが、ちくさ正文館が閉店する少し前に見かけた、店長の古田一晴さんのコメントだけは、思わず身を乗り出して読んだ。それは何というか、閉店直前の店とは思えない、あまりにも古田さんらしいコメントだったからだ。

    ちくさ正文館と古田一晴さん|本屋の時間|辻山良雄
  • 重版未定本の復刊を実現、売り切った書店員の情熱:書泉グランデ・大内学さん|じんぶん堂

    記事:じんぶん堂企画室 「書泉グランデ」書店員・大内学さん 書籍情報はこちら 『中世への旅 騎士と城 』の魅力 の街・神保町に店を構える「書泉グランデ」は、1948年(昭和23年)創業の老舗書店。鉄道、アイドル、格闘技をはじめとした趣味人向けの専門性の高い書籍を網羅的に取り揃えている。 今回、重版されたのは『中世への旅 騎士と城 』(白水uブックス)(著者:ハインリヒ プレティヒャ、翻訳:平尾浩三)。中世ヨーロッパの騎士たちの日常生活などを、豊富なエピソードをまじえてわかりやすく解説している。日では1982年に翻訳刊行され、2010年に白水uブックスで復刊された。大内さんが同書に出会ったのは、中学生時代だったという。当時、初めて読んだ感想を次のように語る。 「ゲームライトノベルの多くが中世ヨーロッパの世界を下敷きにしていました。例えば、友達同士で会話しながら遊ぶボードゲーム・テーブル

    重版未定本の復刊を実現、売り切った書店員の情熱:書泉グランデ・大内学さん|じんぶん堂
  • 「ちくさ正文館書店」が60余年の歴史に幕。どうなる?名古屋の本屋カルチャー(大竹敏之) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    地域で愛されてきた書店が相次いで閉店名古屋の老舗書店「ちくさ正文館書店」(千種区)が2023年7月31日をもって閉店することになりました。 オープンは1961年。一見、普通の“町の屋さん”風ですが、ベストセラーには目もくれず、人文・文芸書がやたら充実した独自の品揃えで、名古屋の好きから篤い信頼を得てきました。 特に古田一晴(かずはる)店長の選書、棚づくりは「古田棚」とも呼ばれ、全国の出版関係者から一目も二目も置かれてきました。 名古屋では今年に入って1月に七五(しちご)書店(瑞穂区)、6月に正文館書店店(東区)と地域で愛されてきた書店が閉店。さらにミニシアターの名古屋シネマテーク(千種区)も7月末で閉館と、カルチャーの拠点が相次いで姿を消しています。 「」の大きな筆文字が目印の「ちくさ正文館書店」。JR・地下鉄千種駅から歩いてすぐの場所にある名物店長・古田一晴さんインタビュー 「学

    「ちくさ正文館書店」が60余年の歴史に幕。どうなる?名古屋の本屋カルチャー(大竹敏之) - エキスパート - Yahoo!ニュース
  • 店長入院、閉店、復活。新潟市の北書店に何が起きていたのか

    2022年8月、「北書店閉店」というニュースが、新潟のローカル局や地方紙で伝えられると、ツイッター上では閉店を惜しむ書き込みが相次いだ。ところが同年12月、北書店は店舗を移転して再オープン、ツイッターは再びお祭りムードに。ここまで地元に愛されている屋さんってどんな店なんだろう。JR新潟駅から万代橋を渡って約20分、信濃川沿いのマンションの一角にある同店で、佐藤雄一店長に話を聞いた。 『北書店の棚』(まちの日々別冊)によると、佐藤雄一さんは2022年3月、トークイベントに出演中、脳出血で倒れ、4カ月入院。佐藤さんが入院中も、北書店は友人たちの手助けで週2日営業を続けていましたが、8月に閉店。ところが12月、場所を変えて復活しました。今はちょうど半年が過ぎたところですが、どんな状況ですか? まだまだお店が出来上がっていない感じです。2022年7月に退院した後、後遺症があるなか、8月の閉店に

    店長入院、閉店、復活。新潟市の北書店に何が起きていたのか
  • 紀伊國屋書店×カルチュア・コンビニエンス・クラブ×日本出版販売 書店主導の出版流通改革及びその実現を支える合弁会社設立に向けて協議を開始

    紀伊國屋書店×カルチュア・コンビニエンス・クラブ×日出版販売 書店主導の出版流通改革及びその実現を支える合弁会社設立に向けて協議を開始 カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社(代表取締役社長兼COO 高橋誉則、以下「CCC」)、株式会社紀伊國屋書店(代表取締役会長兼社長 高井昌史、以下「紀伊國屋書店」)、日出版販売株式会社(代表取締役社長 奥村景二、以下「日販」)は、書店主導の出版流通改革及びその実現を支える合弁会社設立に向けた協議を開始する基合意契約を締結いたしました。 1. 背景と目的 時代の変化に伴う紙媒体市場規模の縮小や、従来の委託販売制度に付随した負の側面である高い返品率、さらには物流費の高騰などによって、出版流通モデルは様々な危機に瀕しています。日全国における書店の数は過去10年間で約3割減少し、全国市区町村のうち4分の1を超える自治体が書店ゼロ市町村です。(202

    紀伊國屋書店×カルチュア・コンビニエンス・クラブ×日本出版販売 書店主導の出版流通改革及びその実現を支える合弁会社設立に向けて協議を開始
  • 人気の本、なぜ地方の書店では仕入れることができない? 「【推しの子】って、今売れているんですか(笑)」

    リアルサウンドブックでたびたび登場している、秋田県羽後町の「ミケーネ」は、人口約1万3000人の農村の田園風景の中に立つ個人経営の書店だ。実は記者が小学校のころから通っている書店で、数多くの漫画との出会いの場を提供してくれた店でもある。今回は阿部久夫店長と、「ミケーネ」で漫画を買うというラブライバーの武田遼哉さんに直撃インタビュー。地方の書店の現状と課題、そして未来について考えてみた。 「ミケーネ」の外観。地域の文化発信基地である書店を守ることはできるのだろうか。 地方書店はAmazonのVIP顧客!? ――書店に関しては、都心と地方の格差が著しいと言わざるを得ません。おそらく、一般のお客さんは数十万部が印刷されるベストセラーは、どこの書店に行っても並んでいると思っているかもしれません。しかし、実態は人気のあるタイトルほど大都市の大型書店に集中し、地方の個人経営の書店に並んでいないという実

    人気の本、なぜ地方の書店では仕入れることができない? 「【推しの子】って、今売れているんですか(笑)」
  • 書店員、実った熱意 品切れ・重版未定専門書→300冊「買い切り」で重版→2カ月で計2万冊販売:朝日新聞デジタル

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    書店員、実った熱意 品切れ・重版未定専門書→300冊「買い切り」で重版→2カ月で計2万冊販売:朝日新聞デジタル
  • 本だけ売ってメシが食えるか|第1回|雑本屋としての古本屋になりたい|小国貴司 | [Edit-us]

    新刊書店員から独立して古書店「BOOKS青いカバ」を開店して6年。「」という商品を売る仕事の持続可能性を考える。 入り口としての屋 古書店は専門店が多い。なぜだろうか?  まずは仕入れのことから考えてみよう。 お客さんから買取をする場合、どんなにその人が専門をもたなくても、「売る」人が、もともとほかの屋で「買った」人である以上、なんらかの嗜好がかならずある。「雑多にいろんなを読んでいるんですよー」という人でも、古屋が見たらそのパターンのようなものはつかめる。そうしてその蔵書は、自然と専門性(もしくはそれらしきもの)を帯びていく。 集めをする人の、その「嗜好」を買うのが古屋なのだから、そして古屋がそこからさらに買取したものを仕分け(店に並べる、均一に出すなど)するわけだから、ひとりのお客さんからの大きな買取があれば、おのずと店じたいがある一定の方向に歩みはじめる。 また古

    本だけ売ってメシが食えるか|第1回|雑本屋としての古本屋になりたい|小国貴司 | [Edit-us]
  • 本当に面白い本って何だ 名物書店員、「売れる本を売る」からの脱却:朝日新聞デジタル

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    本当に面白い本って何だ 名物書店員、「売れる本を売る」からの脱却:朝日新聞デジタル
  • ブックオフから考える 「なんとなく」から生まれた文化のインフラ | - 谷頭 和希(著)

    紹介1990年代以降の「ブックオフ論」を整理し、実際に多くの店舗を観察して、「なんとなく性」という切り口から、なぜ人はブックオフに引き寄せられるのか、現代社会でどのような役割を果たしているのかを縦横無尽に考え尽くす、これまでにない文化論。 解説ブックオフから考える。 社会と都市と文化の「つながり」を。 日全国に約800店舗を構えるブックオフは、多くの人にとって日常生活に溶け込んだ存在になっている。しかしこのような「当たり前」の存在になるまでは、ブックオフをめぐりさまざまな議論が繰り広げられてきた。あるときは出版業界の革命家として、またあるときは破壊者として、そしてまたあるときは新たなサブカル文化の創造者として……。 書は、ブックオフが誕生した1990年代からのさまざまな「ブックオフ論」を整理し、実際に多くの店舗を観察して、「なんとなく性」という切り口から、なぜ人はブックオフに引き寄せら

    ブックオフから考える 「なんとなく」から生まれた文化のインフラ | - 谷頭 和希(著)
  • 〈BOOK STAND 若葉台〉店主・三田修平が、団地で“普通”の本屋を始めた理由 | ブルータス| BRUTUS.jp

    憩いの場、ワクワクする場、世界の接点としての団地の屋を 午後3時過ぎ。学校から帰ってきた子供たちがわいわいと店に集まってきた。『コロコロコミック』の新刊を手に取ったり、絵をめくったり、ドリルを見たり。店先のドリンクカウンターでは初老の女性たちがクラフトビールを手に世間話。体調のこと、病院のこと。ここは団地の屋。住民の憩いの場なのである。 「こういった大きな団地って、学校やスーパーなど、生活のための施設が整っているので非常に暮らしやすいんです。でも半面、団地の中だけで完結してしまいがち。僕も団地育ちなのでよくわかる。団地に存在していないものを知る機会が少ないんです。ですから、特に子供たちにとっては、ここが外の広い世界との接点としての役割を果たす場所になればいいなと思っているんです」 三田修平さんが営む屋〈BOOK STAND 若葉台〉は、横浜市旭区の丘陵地、若葉台団地内の商店街にある

    〈BOOK STAND 若葉台〉店主・三田修平が、団地で“普通”の本屋を始めた理由 | ブルータス| BRUTUS.jp
  • 銀座ど真ん中、「昔ながらの街の本屋さん」:教文館|じんぶん堂

    記事:じんぶん堂企画室 「教文館」店長の津田篤志さん 書籍情報はこちら 国内最大級のキリスト教書店 言わずとしれた高級繁華街・銀座、その中心地と言えるエリアに教文館はある。1885(明治18)年に創業し、1891(明治24)年には銀座に書店を開業。現在の建物は1933(昭和8)年に竣工されたもので、和光や銀座ライオンビルなどと並び称される、銀座のランドマークとされる建築物のひとつだ。 「銀座のど真ん中にあるのですが、当に昔ながらの街の屋さんです。たくさん出る新刊の中からお客さまのニーズを考えて、セレクトしたものをほどよく置いている。お客さまと直接やり取りをして、そのご希望をなるべくかなえる形でを届けたいと思っています」 一般書籍は主に1階と2階にある。1階では雑誌、旅行ガイド、文具が販売されていて、2階には文芸書、人文書、ビジネス書、料理専門書、文庫、新書などが置かれている。そして、

    銀座ど真ん中、「昔ながらの街の本屋さん」:教文館|じんぶん堂
  • 書店の閉店ラッシュの中で“小さな書店”がブーム、棚貸しビジネスで「本屋のアンテナショップ化」「仕入れルートの多様化」で書店開業の障壁が低くなった | 週刊女性PRIME

    全国で書店の閉店が止まらない。出版科学研究所によると2000年と2022年の書店の店舗数を比較すると約半分に減っている。そんな中、小さいながらも品ぞろえを充実させ、独自の魅力を放つ「小さな書店」が増え始めている。は利益率が低い商品。どう利益を生み出しているのだろうか? 「小さな書店」の利益構造を探った。 書店閉店のニュースが絶えない。書店調査会社のアルメディアによると、2000年には2万1495店あった書店が、2020年には約半数の1万1024店まで激減している。 “小さな書店”の開業数は近年増加中 今年1月31日に『MARUZEN&ジュンク堂書店渋谷店』が12年の歴史に幕を下ろすなど、近年は都心の大型書店の閉店も目立つ。 「たしかに全体の書店数自体は減少していますが、その一方で、いわゆる独立書店と呼ばれる、小規模ながらも独自の個性を発揮して店づくりを行う“小さな書店”の開業数は近年

    書店の閉店ラッシュの中で“小さな書店”がブーム、棚貸しビジネスで「本屋のアンテナショップ化」「仕入れルートの多様化」で書店開業の障壁が低くなった | 週刊女性PRIME
  • #旅するブックショップトラベラー 最終回 |

    もうSNSでもBOOKSHOP TRAVELLER の公式サイトでも書いているが明日、祖師ヶ谷大蔵に移転オープンする。 移転の理由についてはここでは書ききれないくらいのことがあったが、要約すると下北沢の店がやりたいことに対して手狭になったのとあたらしく自分の責任でやりたくなったことだ。 下北沢のお店は他の媒体でも書いているが間借りであり、オーナーには当に良くしてもらっていたが、下北沢で4年運営してきて、自分の責任でもっと自由に店を運営したくなったのだった。それが去年の夏のこと。 とはいえ、BOOKSHOP TRAVELLER は僕一人だけの店ではなく、ひと箱店主あってのものである。最終的な責任は自分で取るとはいえ、自分勝手に進めたくはなかった。 そこで、まずはひと箱店主の皆にとにかく話すことにした。来た人に事情と次への考えをとにかく話しまくった。その過程で、どこにするか。どうやるか。を話

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  • ブックオフから考える 谷頭 和希(著) - 青弓社

    目次 プロローグ――ブックオフで神隠しに遭う 序 章 いまこそ、ブックオフを考えよう 第1章 「かたる」――ブックオフはどう語られてきたのか 第2章 「めぐる」――ブックオフから都市を眺めて 第3章 「あそぶ」――ブックオフは原っぱだ! 第4章 「つくる」――ブックオフ文化人たちのこと 終 章 「つながる」――ブックオフが生み出す「公共性」とは 参考文献・ウェブサイト 初出一覧 あとがき 版元から一言 ブックオフから考える。 社会と都市と文化の「つながり」を。 日全国に約800店舗を構えるブックオフは、多くの人にとって日常生活に溶け込んだ存在になっている。しかしこのような「当たり前」の存在になるまでは、ブックオフをめぐりさまざまな議論が繰り広げられてきた。あるときは出版業界の革命家として、またあるときは破壊者として、そしてまたあるときは新たなサブカル文化の創造者として……。 書は、ブッ

    ブックオフから考える 谷頭 和希(著) - 青弓社
  • 日本で唯一!農業書だらけの本屋に行く

    1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:カニとエビの足は麺棒を使えば簡単に身を取り出せる > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 農業書というジャンル 旅系の、自己啓発の歴史書など、にはいろいろなジャンルがある。自分の好きなジャンルが誰にでもあるのではないだろうか。それぞれのジャンルにマンガや雑誌、小説などがあると思う。 農文協・農業書センターに来ました! 今回訪れた屋さんは「農文協・農業書センター」。名前からもわかるように農業書に特化した屋だ。雑誌もマンガも辞典も自己啓発のようなも並ぶけれど、全てが農業に関わりのあるものしか並んでいない。 全部農業書です!!! 農業書センターは東京の神保町にある。1994年にオープンして、現在の場所で

    日本で唯一!農業書だらけの本屋に行く
  • 八重洲ブックセンター44年の歴史に幕 東京駅前の「ビル丸ごと本屋さん」見納め 28年度に複合施設入居へ:東京新聞 TOKYO Web

    巨大書店の先駆け「八重洲ブックセンター」の店(東京都中央区八重洲)が周辺の再開発のため、44年間にわたった現店舗での営業を3月末で終える。5年後の2028年度に完成予定の複合施設に入居予定だが、「ビルが丸ごと屋さん」という光景は見納めで、惜しむ声が寄せられている。(増田恵美子) 東京駅八重洲南口を出ると、すぐ目に入る八重洲ブックセンター店(地下1階、地上8階)は約150万冊もの在庫を備えてきた。現在は「44年間の感謝をこめて」と各種企画を展開中。1階の柱には作家らが「ありがとうございました!! すぐ帰ってきてね!!」(川上未映子さん)などと言葉を書き込み、壁には「棚の隅々まで、思い出」など利用客からのメッセージが張られている。

    八重洲ブックセンター44年の歴史に幕 東京駅前の「ビル丸ごと本屋さん」見納め 28年度に複合施設入居へ:東京新聞 TOKYO Web
  • 俺たちのつくばに巨大書店「コーチャンフォー」が来た!

    1978年、東京都出身。漂泊の理科教員。名前の漢字は、正しい行いと書いて『正行』なのだが、「不正行為」という語にも名前が含まれてるのに気付いたので、次からそれで説明しようと思う。 前の記事:チリメンモンスターをべる(デジタルリマスター) > 個人サイト まさゆき研究所 新棟 うわさの始まりは兄からだった 僕の兄は東京の西部に住み、の保管専用のアパートを契約しているという好きガチ勢なのだが、その兄がつくば市に住む僕にこんなうわさを伝えてきた。 「うちの近所に『コーチャンフォー』っていう、めちゃくちゃ最高の屋があるんだが、それがつくばにも出店するぞ」と。 コーチャンフォー(Coach & Four)。カタカナ化した英語がかわいくて不思議 「最高」まで言い切っている。 何がそんなに最高なのか、さらに聞いてみたところ、この返事だった。 あの兄の心を震わせるとは、なかなかにすごい。 これは期

    俺たちのつくばに巨大書店「コーチャンフォー」が来た!
  • 【書店がかっこいい話】書泉「『中世への旅騎士と城』再販してくださいよ。ウチが再販分全部買い取って売り切るんで」

    SOW@ @sow_LIBRA11 まぁ解説しますとね。 『中世への旅 騎士と城』というのは、ドイツでは広く知られている、中世ヨーロッパ世界観の解説書なのですが、これが80年代初頭に日で翻訳版が発売。 これを基礎として、多くのJRPGやJファンタジーが形作られたんですな。 2023-03-21 10:39:17 SOW@ @sow_LIBRA11 要は現在に続くまでの、邦ファンタジー作品の原典。 孫引きやひ孫引きまで含めれば、影響を受けていないものはゼロと言ってもいい。 それゆえ、最初の版は幻と化してしまい、長く新装版が求められ、2010年頃にようやく発売されるも・・・ 2023-03-21 10:41:20

    【書店がかっこいい話】書泉「『中世への旅騎士と城』再販してくださいよ。ウチが再販分全部買い取って売り切るんで」
  • インドにおける資料収集活動――南アジア版書籍と発送の苦労(坂井 華奈子) - アジア経済研究所

    学生時代、司書になろうと思った時には、将来自分が海外に出張してを仕入れたり、それらを苦労して日に発送したりすることになるとは思ってもみなかった。アジア経済研究所のライブラリアンは、現地調査という名目で担当地域に出張し、資料収集や資料事情の調査を行う。筆者は、『2015年ニューデリー・ワールド・ブックフェア訪問とインド郵便局からの資料の発送』で海外赴任中の資料収集活動について報告を行った。稿では、その続編として2019年11月と2023年1月の出張時に体験した変化を交えつつ、インドの政府関係機関や研究所、書店での資料収集と発送について綴ってみたい。 前回インドに出張したのは2019年の11月、コロナ禍で海外渡航が大きく制限される直前だった。約3年ぶりのインドの街並みを眺めていると、日に比べてマスクをしている人の少なさが目についた。ホテルに着いて車を手配できるか尋ねると、大気汚染のレベ

    インドにおける資料収集活動――南アジア版書籍と発送の苦労(坂井 華奈子) - アジア経済研究所