日本初公開の中国・唐時代の書家、顔真卿の肉筆「祭姪文稿」。書の最高峰とされますがこの名を読めた人は2割でした。書き損じも多い画像をみて「どうしてこれが名筆?」と思われた方も多いかもしれません。この特別展にちなんだクイズのま... 展示は二つの会場に分かれており、それぞれの入り口に「顔真卿」という巨大な字が掲げられていました。撮影禁止なので写真は掲載できませんでしたが、興味深い違いがありました。一つは顔真卿の「真」の上が「ナ」という、いま一般的に使われる字体に似た字、もう一つの入り口は上が「ヒ」で旧字体の「眞」に近い字だったのです。