1896年(明治29年)創業。国文学・漢文学・国語教育の専門出版社。国語教科書、教材、辞書、事典などを発行。
【編集長:津田さん、ブックデザイナーの名久井直子さん、露木印刷の露木さん、弘陽の三木さん】 最近はひそかに活版印刷ブームのようで、かなりの人で賑わっていました。お話は終始楽しく、今回の特集をやるにあたってのご苦労話や今までのお仕事のお話などなど。 さすがに職人さんらしく、ぶっきらぼうな物言いの中にも印刷に対する真剣で熱い思いを感じられ、なぜだか私はうれしくなりました。デジタルの文字は美人さん、活字はボコボコしていて、美人ではないけれどやさしさがあると。とても素敵な表現だなと思いました。文字に表情があるので、周りの雰囲気とでもいうのでしょうか、頭にインプットされ、どこまで読んだのかを感覚的に覚えているのだそうです。だから新聞や本なども、ずーと読んでいても目が疲れないので読みたいと思ったし、読んでいられたと。今は疲れるので読む気にならないそうです。最近は本好きですが、もともと読書家ではない私も
本日7月7日は「七夕」。最近ではTwitterを使って願い事をつぶやくのが恒例になるなど、以前とはまた違った形で多くの人に親しまれています。ところで、七夕と書いてなぜ“たなばた”と読むのか疑問に思ったことはありませんか?今回はその名前の由来や歴史など、「七夕の雑学」を集めてみました ■七夕の由来は? そもそも七夕の行事は、いつ、どんなきっかけで始まったのでしょうか? ▽http://www.astroarts.co.jp/special/tanabata/index-j.shtml ▽http://allabout.co.jp/contents/sp_starfestival_c/1481/72020/index/ 七夕の由来といえば、やはり「織姫と彦星」にまつわるあのエピソード。日本の七夕は、奈良時代に中国から伝わったこの伝説と、同じ時期に日本の農村で行われていたお盆の行事が組み合わさっ
[改訂第5版]LaTeX2e 美文書作成入門 奥村晴彦『[改訂第5版]LaTeX2e(ラテック・ツー・イー)美文書作成入門』(技術評論社,2010年7月,ISBN978-4-7741-4319-4,2色刷,DVD-ROM付,3180円+税)のサポートページです。 技術評論社の紹介ページ / Amazon.co.jpのページ 付録I「LaTeX2eによる多言語処理」サポートページはこちら ご質問はメールではなく TeX Forum または TeX Q&A にお願いします。 第4版との違い Windowsでのインストーラに阿部紀行さんの「TeXインストーラ3」を採用しました。これでインストールが超簡単になります。阿部さんにはインストーラのカスタマイズにあたりたいへんお世話になりました。 W32TeXに加え,Windows(Cygwin)・Mac(Intel・PowerPC)で共通に使えるpte
【研究 – 全般&科学】 日本の科学研究動向レポート、『グローバル・リサーチ・レポート:日本』を発表~日本の論文数はほぼ横ばい、中国など新興国の台頭もあり論文数の世界シェアは低下~ – トムソン・ロイター 2010年7月7日 論文から見た日本の研究業績低迷明らかに – サイエンスポータル 日本は「質」の低い基礎科学研究論文を「量」産する国でしかないのか:ISIトムソン・ロイターズのデータが示すもの / ついに日本のサイエンスの「老化」が始まった?:相対的のみならず、絶対的な生産性の低下という事実が示すもの – 当blog 今年の春にかなり集中的に議論されていた、「日本のサイエンスの老化」問題。当時はEssential Science Indicatorのデータに基づいて研究者同士で議論を交わしていたのですが、今回ついにそのESIの総元締めであるトムソン・ロイター自身が定例リリースしている”
昭和戦中期の音楽雑誌を読む お知らせ 1999年6月から2001年4月にかけて『音楽公論』を読む、ひきつづき同年4月からはじめた『音楽之友』を読むは当初の予想を超えて、2006年4月12日にやっと完了しました。さて、2006年5月2日、『音楽文化』を読むに歩みを進めます。この雑誌は、1943年秋に実施された音楽雑誌の第二次統合によって誕生した雑誌です。マイペースでやっていくことには変わりありません。お気づきの点などありましたら、どうぞお知らせください。 (2006年5月2日) 2007年12月19日、『音楽之友』第2巻第6号の「民間吹奏楽の創建秘史」の誤記を訂正しました。 『音楽公論』を読む 『音楽之友』を読む 『音楽文化』を読む ←new 『音楽公論』を読む [Ⅰ]『音楽公論』記事一覧 [Ⅱ] 『音楽公論』記事に関するノート ●ノートの開き方:下の号から選んでください。1号ごと
古関裕而は、1909年福島市大町に生まれ、1930年9月に日本コロムビア(株)に作曲家として入社、以来、「栄冠は君に輝く」「オリンピック・マーチ」「六甲おろし」など国民に愛される作品や、全国の校歌や社歌などを生涯5,000曲あまり作曲しました。 作曲一覧 校歌一覧 古関裕而と野球 詳しくはこちら 福島市古関裕而記念館は、福島市の出身で福島市名誉市民第1号である大作曲家、古関裕而の業績を称え、後世にその業績と「古関メロディー」を広く継承していくこと、また音楽文化の振興に資するため、市制80周年記念事業として1988年11月12日にオープンしました。 展示コーナーでは約600点の写真パネル、直筆色紙、作曲した作品の楽譜等、数々の資料が展示されています。 詳しくはこちら 福島市の名誉市民第1号である作曲家・古関裕而をモデルとした連続テレビ小説「エール」が2020年前期に放映されることを契機に、古
南陀楼綾繁「読みたい雑誌はどこにある?」 2010年07月04日00:35 担当者より:編集者・ライターの南陀楼綾繁さんが2008年末に雑誌の置かれた現況について論じた原稿です。また、ブックイベントを通しての本との関わり方について記された南陀楼さんの『一箱古本市の歩きかた』(光文社新書)も併せてどうぞ。 配信日:2008/12/17 去る11月1日から16日まで、〈文化芸術情報館 アートリエ〉で、「フリーペーパー=小さなメディアの放つ光」という展覧会が行なわれた。北は北海道から南は沖縄までの約60タイトルが、一誌ごとにストックファイルに入れられて展示され、最新号は自由に持ち帰ることができる。 ぼくはアートリエから依頼を受け、ここに展示するフリーペーパー(以下フリペ)を選んだ。アートリエの母体が「福岡市文化芸術振興財団」であるため、先方は「アート系」フリペを中心に、と云ってきたのだが、
四百字のデッサン (河出文庫 の 2-1) 作者: 野見山暁治出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 1982/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (8件) を見る「野見山暁治展」を愛知県美術館へ見に行った。パンフレットによると: 『「野見山暁治」(1920年生まれ)の作品は現象の表面を追うのでなく、内部に深く切り込んで、そこに内在する生命を引き出そうとしています』とある。 入場すると暗い色調の絵が続くなか、突如赤い塊が飛び込んで来た。「ベルギーのボタ山」。赤黒いボタ山の下には今にも燃えそうな町並みが押し寄せるように心に食い込む。 野見山氏の原点は筑豊のボタ山。実風景を解体し、対象の奥底をみる筆致。絵の横にある氏自身の解説が非常に面白く読みふけった。もしかしたら、絵より秀逸かもしれないと思えるほどの名文。 見終わって図録を買おうとすると、横に氏のエッ
今月号の「ミュージック・マガジン」の輸入盤紹介で、 中村とうようさんが書かれておられたジルベルト・ジルの新作記事は、 ぼくにはちょっとショッキングでした。 ショックだったのは記事の内容ではなくて、とうようさんが書かれた 「マリア・ヒタ」「ヘファゼンダ」「ヘファヴェーラ」というカナ表記に、です。 かつてブラジル語のRやRRの表記は、ラ行で書かれていました。 とうようさんもこれまではそう書かれていましたし、それが一般的な表記でした。 ところがここ10年ほどは、ブラジル人の発音に近い ハ行で書くのが通例となってきています。 「マリア・リタ」を「マリア・ヒタ」、 「ロベルタ・サー」を「ホベルタ・サー」と書くということですね。 でも、こういうカナ表記に、ぼくはすごく抵抗をおぼえます。 いくら発音がハヒフヘホに近いといっても、 ブラジル人がハヒフヘホと発音しているわけではなく、 Rの巻き舌が弱いから、
五十音図の話 作者: 馬渕和夫出版社/メーカー: 大修館書店発売日: 1993/07メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (5件) を見る いまの五十音図の原型は平安時代にできたこと、ご存知だろうか。 ローマ字的な発想でできたもののようにみえるが、実はその来歴はずっと古いのである。ということは、その頃から、すでに「母音と子音」に類する区別があったのだ。実際、古い五十音図には、たとえば「カキクケコ」と並ぶ文字のそれぞれの脇に「クア クイ クウ クエ クオ(ヲ)」と、いわば音声を分節したものが載っている。本書はそうした、昔の五十音図の図表を眺めているだけでも面白い。特に、梵語(サンスクリット語)に音韻の注のついた五十音図は圧巻である。 もともと日本のコトバは、漢字という外来の文字に日本固有の音声をあてるという二重構造のようになっているわけだが(万葉仮名にはじまり、ひらがなや
英語の文法説明で、何故、主語-動詞という、要素と品詞を入り交じった表現がつかわれるのでしょうか? よく英語の説明で、 「この文の主語は○○、動詞は××ですよ」という説明をよく見かけます。 どうも、以下の理由で、あの説明が自分にはなじまないのです。如何お考えでしょうか? 「文の~」と言うときには、「文の要素」を指すわけですよね?主語、目的語、補語、修飾語、そして「述"語"」。 (subject, object, ,,,, predicate) 一方、 「単語の品"詞"」を見るときは、名詞、形容詞、副詞、・・・・、「動"詞"」 (noun, ,,,,, verb) ですよね。 なぜ、要素である「述語」と、品詞である「動詞」が一緒にされて説明されることが多いのでしょうか? 類似の質問をした際に、 =引用= 日本語では形容詞も時制・ムードを担っているので、動詞に違い働きがあります。 そこで動詞と形
貧しさに苦しむみなさん、この魯立人を人でなしと思いますか? この二人の子供を銃殺にするのがどんなにつらいか、分かりますか?所詮は子供です。ましてや私とは親戚関係にある。だが、そうであればこそ、わたしとしては、泣いてこの二人に死刑を宣告せざるを得んのです。みなさん、麻痺状態から目を醒ますのです。司馬庫の子供を銃殺することで、わたしたちは退路を断つのです。子供二人を銃殺するように見えますが、じつは子供ではなくて、反動的な遅れた社会制度を銃殺し、二つの符号を銃殺にするのです。みなさん、起ち立ち上がりましょう。革命しないことはすなわち反革命、中間の道はありませんぞ! (魯立人の発言) p344 莫言『豊乳肥臀・上』吉田 富夫訳 平凡社 ISBN:4582829384 まず、情況説明が必要かもしれない。莫言の『豊乳肥臀』という抗日戦争から革命期の中国の農村を描いた小説の一場面からの引用である。 革命
思想史家が読む論語―「学び」の復権 [著]子安宣邦[掲載]2010年7月4日[評者]江上剛(作家)■先人の解釈たどり、読み方を提示 東京・お茶の水の湯島聖堂内に論語の塾があり、私も通っているが、驚くことにどの教室も老若男女で満員だ。漢文のままの論語テキストで講義を受ける。「学びて時にこれを習う」という聞きなれた章句も「習うとは、鳥の羽ばたきを意味し、幼鳥が必死で親鳥のまねをして飛ぶ訓練をしている様を言う」と教授に解説されると、充実した納得感がある。 論語は、2500年前の孔子の言葉が没後400年もの長い期間を経てまとめられたものだ。本人が書いたものではないため、さまざまな読み方がなされてきた。ましてや日本では漢文で書かれた論語を「読み下し」という独自の翻訳技術を駆使して読んでいるため、読む人によって解釈が違う。そのためかどうか、さまざまな人が書いた論語本を読むたびに果たしてこれは孔子の考え
昭和の爆笑王 三遊亭歌笑 [著]岡本和明[掲載]2010年7月4日[評者]逢坂剛(作家)■落語のリズムで苦闘時代を再現 いわば、この本自体が一席の落語であり、人情咄(ばなし)である。 わたしは、子供のころから落語が好きで、よく寄席に行ったものだが、三遊亭歌笑については、当時耳にした覚えがない。歌笑は昭和25年、わたしが6歳のときに早逝(そうせい)し、死後急速に忘れられたこともあって、知る機会を得なかったのだろう。その後、柳亭痴楽が〈痴楽綴方(つづりかた)狂室〉で人気が出たとき、それが歌笑の〈純情詩集〉の衣鉢を継ぐものだ、と知ったのはだいぶあとのことになる。 高座に上がるとき、わざと面相を崩した痴楽と違って、歌笑は母親からも疎まれるほどの、生来の醜男(ぶおとこ)だった。著者は本書のほぼ4分の3を使って、家出に始まる歌笑の苦闘時代を、克明に再現する。会話を多用し、小気味よいテンポで運ぶその語り
柴田光滋著「編集者の仕事」(新潮新書)を読みました。 この本の副題は「編集の魂は細部に宿る」とあります。 私は、この新書の細部が気になりました(笑)。 では、その細部をひろってゆきます。 「単行本にする原稿を読みながら編集者はまず何を考えるのか。・・・タイトルと判型をどうするかが頭のなかを駆け巡ります。なぜなら、この両者が本作りの方向性を決定する・・・小説のタイトルはそれをも含めて作品であって、著者の聖域に近い。・・・しかし、文学者以外の著者の場合、通常、タイトルは編集者が考える、いや捻り出すものです。これが実にむずかしい。・・・毎回苦心惨憺(さんたん)、下手をすると考えるほどに負のスパイラルに陥りかねません。最後のぎりぎりまで決まらないこともしばしばですし、同僚や編集長のアドヴァイスに助けられることもあります。」(p37~38) では、つづけていきます。 本文は、いたって豆知識的な内容を
株式会社モリサワ(代表取締役社長:森澤彰彦 本社:大阪市浪速区敷津東2-6-25Tel.06-6649-2151代表)は、モリサワフォントと組版エンジンを利用した高品質な電子書籍アプリの制作を可能にする電子書籍ソリューション「MCBook(エムシーブック)」を、2010年7月20日(火) にリリースすることを発表します。 MCBookは、MC-B2やAdobe InDesignで作成された組版データの有効活用することにより、簡単かつ低コストで電子書籍アプリを制作できるだけでなく、ユーザの初期導入費用を抑えた提供方法を用意しているのが特長です。MCBookは、電子書籍コンテンツ変換ソフト「MCBook Maker(エムシーブックメーカ)」、iPhoneアプリ生成ソフト「MCBook iPhone Builder(エムシーブックアイフォンビルダ)」、校正支援ソフト「MCBook Shot(エ
そこで、まず「本の黄金時代」について。私たちの多くがそこで生きていた二十世紀の百年が、あとにも先にも例のない本の力(能力でも権力でもあるような)の最盛期だったというのは、具体的に、どんなことを意味しているのか。 いちばんわかりやすいのは量です。いや、その量こそがじつは最大の問題なのですが、人類の歴史上、これほどケタはずれに大量の本が生産され消費された時代というのはかつて一度もなかった。なにはともあれ、つぎの数字を見てください。 一四五〇年 一〇〇点 一五五〇年 五〇〇点 一六五〇年 二三〇〇点 一七五〇年 一万一〇〇〇点 一八五〇年 五万点 一九五〇年 二五万点 二〇〇〇年 一〇〇万点 この表は、ガブリエル・ザイドというメキシコの詩人ジャーナリストが書いた『So Many Books(本がいっぱい)』という本でみつけたものです。二〇〇三年に刊行され、欧米でかなりの評判になった
2ヶ月ほど前の記事ですが「PLoS’ Squandered Opportunity — Their Problems with the Path of Least Resistance « The Scholarly Kitchen」が示唆深く、面白い記事でした。原文はかなり長文なので、抜粋と自分の覚書レベルの適当翻訳をつけて紹介します。正しく・詳しくは原文をご参照ください。*1 PLoSってなに? オープンアクセスでの出版をメインに手がける出版社はいくつかありますが、PLoSとBioMed Central(BMC)はとりわけ初期から活発な動きを見せていた会社です。(最近だとSAGEと提携しているHindawi Publishing Corporationも結構知られている・・・かな?) PLoSはアメリカに、BMCはイギリスに本社があります。アメリカは国自体も政府助成金も巨大ですし、OA
iPad(アイパッド)やKindle(キンドル)など、新しいデバイスの登場で電子書籍が注目を集めている。そんな中で、まったくの手作りの電子書籍が画期的な売り上げを記録した。 今年5月に行われた「第10回文学フリマ」がその会場。文学愛好者が集まって同人誌を売り買いする即売会だ。会場の各ブースの机の上には、それぞれの文学サークルが作った紙の同人誌が山と積まれていたが、一カ所、コンピューターが置かれただけの殺風景なブースがあった。一際目立つそのブースで販売されていたのが、電子書籍化された同人誌だった。 たった5時間の即売会で売れたのは1400部以上。同人誌即売会としては画期的な数だ。 仕掛け人は米光一成立命館大学映像学部教授とエンジニアの松永肇一氏。米光氏が中心となって活動する「電子書籍部」が制作と販売を担った。松永氏は技術的なバックボーンを支えた。 電子書籍をあえて「電書」と呼ぶ米光教授と松永
[拡大する] 会見に出席した(左から)講談社の野間省仲代表取締役副社長、新会社の杉原幹之助代表取締役社長と太田克史副社長 (C)ORICON DD inc. ■そのほかの最新写真ニュース一覧はこちら 出版大手の講談社は7日、同社が100%出資する新会社・星海社を発足したことを発表した。都内で行われた設立記者会見には新会社の杉原幹之助代表取締役社長と太田克史副社長、講談社の野間省仲代表取締役副社長が出席。杉原社長はWEBサイトを中心とした出版の確立を目指すとし、「3年以内の実現を目処に“新しいテキスト・エンタテインメントの創出”にチャレンジしていく」と抱負を語った。 新会社は、101年の歴史を持つ講談社の社是「おもしろくてためになる」を受け継ぐとともに「人生のカーブを切らせる」出版を理想に掲げ、日本をはじめ東アジアへの展開も視野に入れていく。主な事業の柱は、デジタル事業、出版事業、イベント事
7月6日に開催された「電子書籍を考える出版社の会」の分科会で、グーグルの佐藤陽一マネージャーが説明した。アメリカでは今夏に同サービスをスタートさせる。 現在、グーグルとパートナープログラム契約を結んでいる出版社は世界で3万社を超え、グーグルブックス登録書籍は200万タイトル以上となっている。日本の出版社の登録数は非公開だが「今後ますます増える」と佐藤氏は話している。 グーグルブックスとは、書籍全文をウェブ検索の対象とし、テキストの一部を無料で閲覧できるサービス。出版社とグーグルとでパートナープログラム契約を結んで行う。グーグルエディションとはグーグルブックスの延長線上のサービスで、閲覧制限を課金によりはずし書籍全文を読むことができるというもの。購入した書籍はクラウド上に用意する個人書棚に格納され、いつでもどこからでも読むことができる。 書籍の希望小売価格、公開するタイミングは出版社が決める
1990年代初頭から記者としてまた起業家としてITスタートアップ業界のハードウェアからソフトウェアの事業創出に関わる。シリコンバレーやEU等でのスタートアップを経験。日本ではネットエイジ等に所属、大手企業の新規事業創出に協力。ブログやSNS、LINEなどの誕生から普及成長までを最前線で見てきた生き字引として注目される。通信キャリアのニュースポータルの創業デスクとして数億PV事業に。世界最大IT系メディア(スペイン)の元日本編集長、World Innovation Lab(WiL)などを経て、現在、スタートアップ支援側の取り組みに注力中。 from metamix.com 米Mozillaは現地時間の7月6日、ウェブブラウザーの最新版Firefox4のベータ版をリリースした。今回の目玉は、HTML5対応とUI変更。Win/MacOSX/Linuxプラットフォームで英語版のみダウンロード可能だ
パソコンも、もはや「ケイタイ」する時代。日本でもWi-Fiスポットが徐々に増え、外出先でも手軽にインターネット接続できる環境が整ってきましたが、さらに先を行く米国では、7月1日から、スターバックス(Starbucks)が米国内の全店舗で、Wi-Fiを無料で利用できるようになったとか。どこでもインターネットにアクセスできるのは、便利なことこの上ないですが、セキュリティリスクにも十分配慮する必要がありますね。そこで、こちらでは、公衆無線LANを安全に使うための方法についてご紹介しましょう。 ほどんどのワイヤレスルーターには、インターネットからユーザを守るファイアウォールがありますが、これによって、自分が完全に保護されていると考えるのは誤り。同じネットワークに接続している他のユーザからは保護されていません。多くのホットスポットでは、ネットワークに接続しやすいように暗号化されておらず、これによって
電子書籍を「電書」と呼び、フリマを通じた対面方式で販売を行っているユニークな団体が、米光一成氏率いる「電子書籍部」だ。5月の同人イベント「文学フリマ」ではわずか1日で1453冊もの電子書籍を売り上げたこの団体について、米光氏に話を聞いた。 KindleやiPadの登場によって電子書籍が脚光を浴びる中、これら電子書籍端末をターゲットにした新時代の出版の実践例として、ある団体が注目を集めている。大ヒットゲーム「ぷよぷよ」の作者であり立命館大学映像学部教授の米光一成(よねみつ・かずなり)氏が発起人を務める「電子書籍部」がそれだ。同氏が講師を務める宣伝会議の「編集ライター講座・プロフェッショナルライティングコース」が母体となって発足した部である。 2010年5月に行われた、コミケの文学版ともいえる同人誌即売会「文学フリマ」では、15冊の電子書籍を投入。対面販売というユニークなスタイルで、わずか1日
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