タグ

ブックマーク / kappansanpo.cocolog-nifty.com (31)

  • コド・モノ・コト「こといぬコトネコ展」 - 活版散歩

  • 活版散歩: 活版印刷について der Handdruck

    からふね屋さんのブログ、印刷見聞録に昨年末、「凹んでいるのが活版印刷!?」という記事が掲載されていました。この事については、自分ではどこかで書いたとばっかり思ってましたら、どうやら書いてないので今回に。 この題名通り「凹んでるのが活版印刷」と思っている方も多いのでは?? 凹んでいるのが活版印刷の一番の特徴ではありません。凹みは押して印刷するため、出来てしまう副産物。来タブーではありますが、私も凹みが欲しいときがあり、そういった効果を狙うときもあります。活版印刷は凹みを作るための印刷ではなく、ただ凹みが欲しい場合は「箔押し」があります。 現在プロとして長年携わってらっしゃる職人さんは、凹みがなく・ムラなく、はっきりとした印刷が美しいと叩き込まれています。これは実際にやってみるといかに難しいことなのか解ります。紙は性質によっては押して印刷されるのですから、凹みができることもある。そして弱くす

  • 清水金之助さん - 活版散歩

    日、1月10日、 活字地金彫刻師である清水金之助さんのお誕生日の日です。 年末にもお伝えいたしましたが、2011年12月26日、清水金之助さんがご逝去されました。今日を迎えられていれば、90歳でした。 実はこの誕生日に、もう一度実演会をしたいとお話していたのです。 それは2年前から話していたことで、88歳のときの米寿の記念実演会からでした。 このときは、なかなかスケジュールなどから実演会を開催できずにいたら、なんと清水さん自ら企画を立て、場所を予約し、コピーでチラシを作ってご近所などにお知らせしたり、名刺交換された方々にお電話でお知らせをされたのです。そのパワフルさには当に脱帽でした。 そしてその時から90歳になったら、もう一度記念として実演会をしたいと仰られていたので、床に伏せられている時も「何とかもう一度起き上がって彫りたい」と、話してらっしゃいました。 私自身は2007年より実演

    清水金之助さん - 活版散歩
  • LUFTKATZE 1-2月のお知らせ - 活版散歩

  • 女性のための活版対策 - 活版散歩

  • 清水金之助さん 米寿個展 - 活版散歩

    2010年1月10日、清水金之助さんの個展が大田文化の森で開催されました。 始まる前から多くの方々が来場し、 最後まで人が途切れることなく大変盛況な個展となりました。 清水さんの種字の数々。 個展まで、色々な文字を彫られていました。この種字を元に型を取り、活字の母型となり、無数の活字となって使用されていき、人々の目に触れる印刷物となっていたのです。 下書きもされずに彫られる文字の数々。 何度見てもため息が出るほど美しいです。 清水さんと奥様と。花は女性が持った方が似合うと奥様に。 (私も米寿カードを作成して入れさせて頂きました。お花は7人でお渡ししたものです) 88歳の誕生日であるこの日、米寿を迎えられました。 お祝いの個展でもあるこの場にいれたことは、とても嬉しく思います。 沢山のお客様、ご家族(ひ孫さんたちがいっぱい)、奥様と、 色々な方々に囲まれての米寿。当に素晴らしいです。 とて

    清水金之助さん 米寿個展 - 活版散歩
  • 2010年 1月10日(日) 清水金之助さん個展 : 活版散歩

  • 木口木版 - 活版散歩

  • 清水金之助氏 個展のお知らせ - 活版散歩

    昨年の「活版印刷を知る勉強会」、そして先日の「じゆう研究室」にて実演会を行いました、地金彫り彫刻師・清水金之助氏が、6月末に大森にて個展を開かれます。 今回は、これまで彫られた美しい文字の展示と実演を行います。 素晴らしい技術をぜひ、この機会にご覧ください。 日時:2009年6月28日(日)13:30〜16:00(ご都合の良いお時間にお越しください) 入場料:2,000円(予約不要。当日受付にてお支払いください) 場所:大田文化の森 4F 東京都大田区中央二丁目10番1号 http://www.city.ota.tokyo.jp/shisetsu/hall/bunkanomori/index.html 交通: ・JR京浜東北線大森駅西口から東急バス池上方面行き (蒲田駅、池上駅、洗足池行等)で大田文化の森バス停下車徒歩約1分 ・ 東急池上線池上駅から東急バス大森方面 (大森駅、大井町、品川

    清水金之助氏 個展のお知らせ - 活版散歩
    funaki_naoto
    funaki_naoto 2009/05/29
    6月28日
  • ヘルベチカ展 - 活版散歩

  • LUFTKATZE (デザインと活版のアトリエ) - 活版散歩

    荻窪南口より徒歩8分、仲通り商店街を抜けた一角の2Fに ルフトカッツェのアトリエがオープンします。 デザイン室、活版室、教室、お店と四畳半の小さい空間ながら、 様々なデザインに関することを発信するアトリエとなります。 オープンの27日から4日間はお店として開きます。 お店の日はデザイン・活版印刷の受付、作品など雑貨販売を致します。 その後は週に2日、金曜と土曜がお店に日となります。 木曜・土曜を教室の日、10月より活版印刷のワークショップを開く予定です。 その他の日は、デザイン室としてLUFTKATZEの制作の場となります。 アトリエの部屋は、昔ながらの風呂無しアパートの一室をエスパス・ア・ゴゴの皆様にご協力いただき、リフォームから自分達の手で行いました。気軽に立ち寄れ、多くの方と繋がる場所を目指していきますので、何卒よろしくお願い致します。 その他オープニング企画など情報は随時更新してい

    LUFTKATZE (デザインと活版のアトリエ) - 活版散歩
  • 保存 - 活版散歩

    先ほどIllustratorで作業してたら、嫌な動きと共にアプリケーションが落ちてしまいました。そんな時にかぎって熱中して保存し忘れ。 コマンド+Sは基!と思いつつ、たまにやってしまうのです。 今は自動保存機能というのもあるので、まっさらまでは行きませんが結局かなり戻っての作業となりました。その後友人のサイトに行ったら「保存した?バックアップとった?」の文字。ぐっさり刺さりつつ、「はい、忘れました」と心の中で言ってしまいました。 そういえば、Photoshopも今ではヒストリーで戻れますが、10年くらい前はヒストリーがありませんでした。一回しか「コマンド+Z」で戻れない。「え?そんなじゃどうすればいいんですか?」と先日新卒の子にびっくりされました。だから、途中経過のファイルがいくつもあり、これを忘れると大変だったのです。 しかし、活版印刷で「保存」を考えてみる。 「保存」というと出来上が

    保存 - 活版散歩
  • MARKT「活版雑貨店」 - 活版散歩

  • 産業廃棄物 - 活版散歩

    活字のことについてです。 先日とある活字屋さんとお話していたら「活字は産業廃棄物なのだから、万が一の事があったら大変なことになる」とおっしゃっていました。(私は産業廃棄物関連の資格を持っているわけでもなく、とても詳しいわけでもないので、簡単に触れることにします。) 活字の成分は、鉛を中心にアンチモン・錫(スズ)との合金。この配合率は会社、国など場所が変われば変わります。鉛は比較的柔らかいので、錫で強化し、アンチモンで輝きを足します。こういった金属は単体でも毒性があったり、温度の変化などで結晶構造が代わり毒性が出たりするそうです。なので一般ゴミには出せず、産業廃棄物に指定されています。 先日、凸凹フェスタで手鋳込みの活字を作るとき、鍋でメツ活字(使用後使わなくなった活字)を溶かして使っていました。その匂いが「いいですね〜」と言ったら「あまり吸わないようにしてください」と言われたのは、この成分

    産業廃棄物 - 活版散歩
  • エホン・ミホン・テホン展 - 活版散歩

  • 3/21-23の軌跡 - 活版散歩

    展示会が終わってから、片づけ、仕事、次ぎの展示会の準備、体調崩したりで2週間ほど更新も放ってしまい気が付けば、あっという間に4月になっていました。。。綺麗に咲いた桜も散り始めてますね。間を置いてしまいましたが、展示会の時の様子を紹介いたします。 準備の時はどうなるか、というくらいの雨と風で搬入は大変でしたが、開催された3日間は見事晴れ!初日は風が強かったですが、土日は当に穏やかな天気でドアも開けっ放しで居られました。 初日は最初準備の途中だったりと、大変失礼致しましたが午後に入った頃にはセッティングも終了。 上には私のローラーで描いたものと、内田さんの染め物が交互に並びました。私は春色をテーマに淡い色を中心に。内田さんのシックな色あいがちょうどよいバランスになったようです。 右の内田さんの作品は、桜をテーマにした小さな。中は一つ一つ縁を焼いて作っていて、外側は5冊でだんだん満開になるよ

    3/21-23の軌跡 - 活版散歩
  • 活版と製本展 - 活版散歩

    デザインされ、印刷され、綴じられて「」になる。そして人の手に取られ読まれるもの。鉛活字や木活字を拾って組み、圧をかけ印刷される「活版印刷」。紙を糸で紙を綴じ、装丁をされる手製の工芸「ルリユール」。活版印刷を使ってのデザインと製の、どちらも手作業で丁寧に作られる技法の作品展です。 MARKT in Frühling「活版と製展」 2008年3月21日(金)〜23日(日)  12:00〜19:30 ●組み・刷り・綴じる、ワークショップ(受付終了) 活字で名前や言葉、記号を組んで印刷した後、一折り中綴じで製し、A6ほどのオリジナルのノートを作ります。活版印刷と製の作業を、簡易ながら一通り体験できます。(初心者向き) 21日(金)/18:30〜21:00 22日(土)/14:00〜16:30 23日(日)/14:00〜16:30 各定員4名(先着順)、¥5,000(小さなお茶菓子とお土

    活版と製本展 - 活版散歩
  • 清水さん宅訪問 - 活版散歩

  • 活版散歩: 活版印刷を知る勉強会「活字彫刻の世界」募集

    活版印刷を知る勉強会 活字彫刻の世界 〜文字の原点〜 鉛を中心とした合金から成る、活版印刷の活字。凸版の活字を組み合わせ、押す圧力によって印刷されています。母型という凹の版を元に、いくつもの新しい鉛 活字が作られますが、ではその文字はどのようにデザインされ、作られていたのでしょう。昭和30年頃からは、書体デザイナーが文字を設計し、それを元に機 械で母型を作るための種字が彫られていましたが、それ以前は鉛に直接文字を設計しながら、逆字に彫る「彫刻師」によって種字の文字が作られていました。 今回は活字を知る原点として、彫刻師として何万もの文字を彫られてきた清水金之助さんをお迎えし、実演を交えながらお話を伺います。ぜひ、貴重な技を直にご覧下さい。 ■日時: 2008年3月8日(土) 13時15分開演(12時45分開場、終了は16時頃を予定しております) ■会場: 東京都中央区 明石町区民館 6、7

  • 凹み?かすれ? - 活版散歩

    からふね屋さんのブログ、印刷見聞録に昨年末、「凹んでいるのが活版印刷!?」という記事が掲載されていました。この事については、自分ではどこかで書いたとばっかり思ってましたら、どうやら書いてないので今回に。 この題名通り「凹んでるのが活版印刷」と思っている方も多いのでは?? 凹んでいるのが活版印刷の一番の特徴ではありません。凹みは押して印刷するため、出来てしまう副産物。来タブーではありますが、私も凹みが欲しいときがあり、そういった効果を狙うときもあります。活版印刷は凹みを作るための印刷ではなく、ただ凹みが欲しい場合は「箔押し」があります。 現在プロとして長年携わってらっしゃる職人さんは、凹みがなく・ムラなく、はっきりとした印刷が美しいと叩き込まれています。これは実際にやってみるといかに難しいことなのか解ります。紙は性質によっては押して印刷されるのですから、凹みができることもある。そして弱くす

    凹み?かすれ? - 活版散歩