日本語版序文 導入:〈她〉という字と「文化史的出来事」 第1章 “she”の翻訳の困難――ヨーロッパ言語との接触後に現れた新しい問題 1、“she”の中国語翻訳の困難の出現 2、『文法初階』の独創的翻訳とその限界 第2章 〈她〉という字の誕生と〈他女〉、〈女它〉 ――『新青年』の編集者による早期の協議と試み 1、〈女它〉という字の考案と、それに先立って流行した「他女」 2、“she”の翻訳方法に関する銭玄同と周作人の初期の討論 第3章 1920年4月以前の〈她〉という字の早期使用についての考察 ――文学の角度からの追跡 1、康白情と兪平伯、及び新文学における〈她〉という字の導入 2、詩における最初の〈她〉の導入、及び早期のいくつかの用例 第4章 〈她〉の存廃をめぐる論争、〈她〉と〈伊〉の競合 ――言葉を選ぶ者と選ばれる言葉 1、〈她〉という新たな字は廃止されるべきか 2、〈她〉と〈伊〉の競
序 土肥史学と敦煌・吐魯番文書研究(氣賀澤保規) 自 序 前篇 唐代律令制関係文書の研究 第一部 唐代均田制の実施関係文書の研究 はじめに――わが国における唐代均田制研究の課題―― 第一章 唐令より見たる現存唐代戸籍の基礎的研究――均田制施行との関連において―― 一 はじめに 二 現存唐代戸籍の書式 三 燉煌県開元四年・十年籍稿(P三八七七V)にみえる給田記載 四 おわりに 第二章 唐代燉煌戸籍の居住園宅について――その班給と田土の地割とに関連して―― 第三章 唐代西州における均田制の開始――貞観十四年九月の手実を中心に―― 第四章 唐代均田制の給田基準攷――とくに吐魯番盆地の実例を中心に―― 第五章 唐代均田制下における燉煌の田土給授について 一 はじめに 二 燉煌県受田簿断簡と付着紙片 三 燉煌県受田簿の外形的特徴と成立年代 四 燉煌県受田簿の特質 五 おわりに 第六章 唐開元十六年燉
【内容目次】 論説編 図書寮文庫の沿革と漢籍 ……… 宮内庁書陵部図書調査官 小森 正明 宮内庁書陵部所蔵の聖語蔵関係経巻 ………………………… 小倉 慈司 金澤文庫本『春秋経伝集解』、奥書の再検討 ………………… 佐藤 道生 金澤文庫本『春秋経伝集解』の奥書と伝来 ……………… 齋藤慎一郎 『古文孝経』永仁五年写本の問題点 …………………… 佐藤 道生 漢籍の「巻」と「冊」再考 北宋版『通典』をめぐって… 大木 康 宋刊本『東都事略』現存諸本の関係について ………… 上原 究一 書陵部本宋版『論衡』について――上海図書館本との比較検討 ……………………………………………………………… 矢島明希子 宮内庁書陵部蔵南宋刊『嚴氏濟生方』から見た士人と医士の交流 ――兼ねて『全宋文』の誤りを正す …………………… 金 文京 § 講演録 「漢籍研究とデジタルアーカイブ」 日本所在漢籍に
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