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神経科学に関するgauquiのブックマーク (26)

  • 何をしようとしているのかを忘れない脳のしくみを発見|東京都

    自分が何をしようとしているのかを忘れない脳のしくみを発見 行動のモニタリングに前頭前野と大脳基底核をつなぐ回路が関与 平成25年10月9日 (公財)東京都医学総合研究所 福祉保健局 (公財)東京都医学総合研究所の佐賀洋介研究員(現、フランス国立科学研究センター研究員)、橋雅史研究員、星英司副参事研究員らは、「自分が何をしようとしているのかを忘れない」ための脳のしくみを発見しました。 「鶏は三歩歩けば忘れる」といわれますが、私たちも「何かをするために歩き始めたけれども途中で忘れてしまった」というような度忘れをしばしば経験します。こうした例は、行動を正しく完了させるためには「自分が何をしようとしているのかを忘れない」ことが重要であることを示します。これは、「モニタリング機能」と呼ばれ、人間で大きく発達した高次脳機能(※1)の一角をなします。加齢や脳損傷によって高次脳機能に不全が生じると、この

  • 臨死体験の科学的解明に前進、心停止後に「脳が活発化」 米研究

    ルーマニア首都ブカレスト(Bucharest)近郊の森で開かれたレーザー光を使ったイベントの様子(2011年5月14日撮影、資料写真)。(c)AFP/DANIEL MIHAILESCU 【8月13日 AFP】心臓まひを起こし死の淵に立った人が時に経験する、まぶしい光などの鮮明な「臨死体験」は、科学的に説明できるかもしれないとする研究論文が12日、米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に掲載された。脳は、血流が停止した後も30秒程度、活動を続けることが分かったという。 研究を行った米ミシガン大学(University of Michigan)の科学者らは、実験用ラット9匹に麻酔薬を投与して心停止を誘発させ、脳電図を記録した。その結果、心臓が停止してから30秒間にわたり脳の活動が急増し、精神状態が非常に高

    臨死体験の科学的解明に前進、心停止後に「脳が活発化」 米研究
  • 「京(けい)」を使い10兆個の結合の神経回路のシミュレーションに成功 | 理化学研究所

    ポイント ドイツと日の共同チームによる「京」の全システムを使ったシミュレーション 従来のシミュレーションを神経細胞数で6%、シナプス数で16%上回る ヒトの脳全体の格的なシミュレーションに向けたハードとソフトの開発に貢献 概要 理化学研究所(理研、野依良治理事長)、ユーリッヒ研究所[1](アヒム・バッケム所長)、沖縄科学技術大学院大学[2](OIST、ジョナサン・ドーファン学長)は、2013年7月にスーパーコンピュータ「京(けい)」[3]の全計算ノード82,944個(約70万個のCPUコア)を使用した、17億3,000万個の神経細胞が10兆4,000億個のシナプスで結合された神経回路のシミュレーションに成功し、ヒト脳の神経回路の全容解明に向けた第一歩を踏みだしました。これは、理研が代表機関となっている「HPCI戦略プログラム 戦略分野1:予測する生命科学・医療および創薬基盤」を中心とし

  • PTSD治療薬の投与は人格の同一性を脅かすか 中澤 (2008) - えめばら園

    脳神経倫理学の展望 作者: 信原幸弘,原塑出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2008/08/27メディア: 単行購入: 3人 クリック: 20回この商品を含むブログ (10件) を見る 中澤栄輔 (2008) 「記憶の消失と人格の同一性の危機」 『脳神経倫理学の展望』(勁草書房) 記憶の継続性こそが人格の同一性にとって重要であるという見解をとった場合、PTSDの治療薬として用いられるプロプラノロールの服用は人格の同一性に対していかなる含意を持つでしょうか。 人間の記憶に残りやすいのは、新しい情報、感情と結びついた、空間・時間的な文脈を伴った情報です。しかし情報を長期的に記憶することは必ずしも良いことではなく、ふとしたきっかけで勝手に「思い出されてしまう」「忘れたくても忘れられない記憶」は我々を苦しめるものです。こうした記憶は疾病の原因にもなります。自然災害、自己、犯罪、戦争などによる

    PTSD治療薬の投与は人格の同一性を脅かすか 中澤 (2008) - えめばら園
  • 感情科学(藤田 和生 編)| 京都大学学術出版会

    認知科学は、ヒトの知的な情報処理過程については多くのことを明らかにしてきたが、一方でヒトの行動には「感情」のように理性では理解できないことが極めて多い。書は、その感情の基礎的機能や神経科学的基盤、発生過程、病理などの多角的視点からの理論的・実証的研究を集成し、「感情科学」という新たな学問領域の構築を目指す。 [編者紹介] 藤田 和生(ふじた かずお) 京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了,京都大学理学博士.現在,京都大学大学院文学研究科教授.専門は比較認知研究. 主要著書:『動物たちのゆたかな心』(京都大学学術出版会,2007),Diversity of Cognition: Evoltuion, Development, Domestication, and Pathology(編著,京都大学学術出版会,2006),『比較認知科学への招待—「こころ」の進化学—』(ナカニシヤ出版,1

    感情科学(藤田 和生 編)| 京都大学学術出版会
  • 「自分は優秀」錯覚の仕組み解明=抑うつ症状の診断に期待―放医研など (時事通信) - Yahoo!ニュース

    心理学では、人には「自分は平均より優れている」という思い込み(優越の錯覚)があることが知られているが、この錯覚が脳内の異なる部位の連携の強弱や、神経伝達物質に影響されることが25日までに、放射線医学総合研究所などの研究で分かった。抑うつ状態ではこの錯覚が弱いことも知られており、成果は抑うつ症状の診断などへの応用が期待できるという。論文は近く、米科学アカデミー紀要電子版に掲載される。 放医研分子イメージング研究センターの山田真希子主任研究員らは、男性被験者24人に対し、「正直」「怒りっぽい」「温厚」などの単語を示し、自分が平均と比べてどうかを評価させる実験を実施。多くの人が平均より2割程度「優れている」と自己評価していた。 その上で、機能的磁気共鳴画像診断装置(fMRI)と陽電子放射断層撮影(PET)を使い、脳内の局部的な働きと神経伝達物質が「錯覚」に与える影響を調べた。 その結果、脳

  • 苧阪直行 編(2012)『道徳の神経哲学――神経倫理からみた社会意識の形成』

    人に自由意思はあるのか? 感情と道徳判断や刑罰との関係は? 薬物や機械により脳に働きかける心的・身体的機能拡大はどこまで許されるのか? 脳研究の進化がもたらした従来の人間観を根底から脅かしかねない新しい哲学的・人間学的問題への挑戦。 ◆書評 2013年5月、日経サイエンス 道徳の神経哲学法─目次 「社会脳シリーズ」刊行にあたって 社会脳シリーズ2 『道徳の神経哲学』への序 1 道徳の神経哲学 信原幸弘 はじめに 道徳の脳科学と哲学 道徳と感情 認知的制御モデル 皮質辺縁系統合モデル 道徳的な意志の弱さ 事後的正当化 2 社会脳研究と自由意志の問題 鈴木貴之 はじめに 常識的な見方 リベットの実験 リベットの実験は何を示しているのか 心理学の知見 意思決定の異常にかんする神経科学研究 神経科学が提起する問題 3 社会脳研究と社会との関係─脳神経倫理の視点から 福士珠美 はじめに 「実験者」が

    苧阪直行 編(2012)『道徳の神経哲学――神経倫理からみた社会意識の形成』
  • 産総研:主な研究成果 状況に応じて物事の意味を柔軟に認識する脳の活動を発見

    脳の嗅周囲皮質に、近い将来の報酬の有無を反映する神経活動を発見 物事の柔軟な認知を支える脳のメカニズムを解明する手掛かり 認知症患者の心の働きへの理解に寄与することを期待 独立行政法人 産業技術総合研究所【理事長 野間口 有】(以下「産総研」という)ヒューマンライフテクノロジー研究部門【研究部門長 赤松 幹之】菅生 康子 主任研究員、松 有央 研究員、バイオメディカル研究部門【研究部門長 近江谷 克裕】佐藤 主税 研究グループ長と国立大学法人 筑波大学【学長 山田 信博】大学院 人間総合科学研究科 感性認知脳科学専攻 大山薫、人間総合科学研究科・医学医療系設樂 宗孝 教授は共同で、同じ事柄を、状況に応じて、異なる意味を持つ事柄として認識するための神経機構が霊長類の脳の嗅周囲皮質に存在することを確認した。 これは、物事の意味を認識する脳の情報処理メカニズムを解明する手がかりになるだけではな

  • 下側頭葉では異なる役割の神経細胞が同じ機能単位の中で混在している 国立精神・神経医療研 at サイエンスライター 森山和道

    Tweetキャリアブレイン 物体認識の脳内神経伝達機構を解明 – 国立精神・神経研、自閉症解明に期待 この話、リリースをもらったので私も記事風にしてみました。図は全部プレスリリースから。 独立行政法人 国立精神・神経医療研究センター(NCNP)神経研究所 微細構造研究部 一戸紀孝部長らの研究グループは、脳内の神経結合を調べるために、神経結合にそって移動するトレーサーと微弱な光に反応する蛍光物質とを組み合わせた「生体内神経結合イメージング法」を用いて、生きているサルの脳内で物体や顔の認知に関わる情報がどのように神経細胞間を伝達されるかを観察することに成功したと発表した。顔などの物体認知に関係する神経細胞には、細かな情報を解析している細胞(領域内部を広く結合する神経細胞)と、情報をいち早く伝える細胞(領域同士を結ぶ神経細胞)の2種類があることが世界で初めて確かめられたとしている。2012年12

  • 川畑秀明『脳は美をどう感じるか』 - logical cypher scape2

    神経美学の一般向け紹介の。 似たタイトルのとして、セミール・ゼキの『脳は美をいかに感じるか』があるが、ゼキは川畑の師にあたるらしい。 筆者の専門は心理学であるとのこと。 神経美学とは、脳科学的アプローチによって芸術鑑賞や制作について迫るというもの。芸術として扱われるものは、書においては、基的に絵画。 各章ごとにテーマが分かれていて、ちょっと雑学集っぽくなっている。心理学で知られている○○効果が、絵画の鑑賞や制作においてはこういうところで見られるというようなことが、いくつも並んでいる感じ。 第一章 アートの脳科学とは何か ロスコ・ルームでの筆者の体験の話から。ロスコの絵と、トロクスラー効果 ゼキ「優れた芸術家は、優れた神経科学者である」(脳の振る舞いを生かした表現をしている) 絵画鑑賞時の視線の動き 視線方向についての実験(視線方向にあるものにより注意が向かう、また、より好ましく感じ

    川畑秀明『脳は美をどう感じるか』 - logical cypher scape2
  • システムとしての視覚系 - 田中靖人(YasutoTanaka)理論神経物理学ブログ

    視覚の目的は、外界を脳に投射する地図を作ることである。 その地図は、リアルタイムに動いていなければならない。 その地図は、リアルタイムに書き換えられなければならない。 リアルタイム、というのは、時間的には100Hz,10msの時間精度、 空間的には573mm離れたところから、1cmの60x60分の2、 つまり約 1/1800 cm、つまり5マイクロメーターが見える (視角にして数秒)精度である。 (ちなみに聴覚は、時間解像度 約20,000Hzまで精度が向上) この精度を実現するため、視覚は脳のおおよそ半分を使っている。 このシステムは、数秒保持されなければいけない。 それを実現するため、視覚システムは、ダイナミックに反応する。 つまり、首や体の動きと連動し、目の動きと同期する。 (その時間は、最小300ms、最大2,3秒である) このシステムを実現するために、さらに残りの半分の半分、全体

    システムとしての視覚系 - 田中靖人(YasutoTanaka)理論神経物理学ブログ
  • 視覚系のオブジェクト構成法 - 田中靖人(YasutoTanaka)理論神経物理学ブログ

    1. 線と面から、3次元の物体を構成する 2. その物体には、動きからの特徴、動きそのもの情報が内包されている 3. その物体は、環境空間にマップされる 4. その物体は、身体空間によって操作される 5. 操作する主体としての身体意識と、物体をとらえる意識がある 6. 具体的ものとしてのオブジェクトを抽象化する オブジェクトクラス化とそのラべリング(名称付け)、 という機能がある 7. 物体意識には、記憶との参照相互作用が伴う 8. 物体意識には、感情情報が付随する 修飾がどのようにされるか、は研究課題である

    視覚系のオブジェクト構成法 - 田中靖人(YasutoTanaka)理論神経物理学ブログ
  • 日本人とどっちが良い? 中国で一番可愛い女子高生がコチラ→(画像あり):(*゚∀゚)ゞカガクニュース隊

    ~ 話題のニュースを見たネットの反応 ~

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  • ハイリスクハイリターン好む 脳の領域を突き止める

    引用元 時事ドットコム 脳組織の一部「島皮質」が働くと、積極的にリスクを冒し、より大きな報酬を得ようと行動することを、東北大学大学院生命科学研究科の飯島敏夫教授らの研究グループがラットの実験で突き止め、論文を米科学誌ジャーナル・オブ・ニューロサイエンスに13日までに発表した。ギャンブル依存症の治療法開発などへの応用が期待される。 (中略) 実験では、レバーを押すと常に一定量の水が出る「低リスク低リターン型」の装置と、押しても水が大量に出たり、全く出なかったりする「高リスク高リターン型」の装置を用意。ラットの島皮質前部に神経活動を抑制する薬剤を投与したところ、高リスク型のレバーを選択する割合が投与前の64%から37%に減り、リスク行動を回避していた。5 :名無しのひみつ:2012/11/13(火) 22:06:53.42 ID:uK+NfXSe 抑えた方がいいのか、強化した方がいいのか。 男

    ハイリスクハイリターン好む 脳の領域を突き止める
  • 脳は他者への共感と分析的思考を両立できない | スラド

    「共感」に使われる脳の神経回路網が活発になるときは、「分析的思考」に使われる神経回路網が抑圧される、ということがケース・ウェスタン・リザーブ大学の研究で明らかになったそうだ(EurekAlert!、家/.)。 脳には社会的/道徳的/感情的に他者と繋がるときに使われるネットワークと、論理的/数学的/科学的思考に使われるネットワークがあるという。脳が休息状態にあるときはこれらのネットワークが交互に使われるが、どちらかの機能を要するタスクを行う場合、もう片方のネットワークが抑圧されることが示されたという。 実験では45名の健康な学生に「他者の気持ちを考えさせる問題」と「物理学を要する問題」を提示し、脳の活動をMRIで解析した。問題はそれぞれ文章問題およびビデオ問題で20問ずつ出されたとのことだが、問題の形式に関わらず片方の機能が活動している際はもう一方は抑圧されていることが明らかになったという

  • 【森山和道の「ヒトと機械の境界面」】 神経リハビリの最先端から脳を直接学習させる「DecNef法」まで ~『失われた感覚を取り戻す 脳との対話によるリハビリ支援ロボットテクノロジー』レポート

  • 無駄のない動き、「忘却」で促進…東大チーム : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    スポーツや楽器の演奏などの体の動きは、休息を入れ、動きのごく一部を忘れながら身につけるのが効率的――。 東京大学のチームが、筋肉を動かす神経細胞の働きをコンピューターで再現した研究から、無駄のない動きは軽い忘却によって進む可能性が高いことが分かった。研究成果は29日付の生物学関係の専門誌に掲載された。 平島雅也・東大助教(運動制御学)らは、コンピューター上で再現した腕の筋肉を動かす神経細胞1000個に、動作を指示する信号を送る実験を行った。指示通りの動作ができなかった場合、研究チームは神経細胞に指示を送る情報伝達の仕組みを修正したが、この時に神経細胞への伝達量を10万分の1減らして、動きをわずかに忘れるのと同じ状態にした。 すると、500回以上修正した後から、指示通りの動作ができるようになり、脳の活動度も徐々に下がることが分かった。脳の活動度が低いほど、神経細胞も筋肉も無駄なエネルギーを使

  • 記憶を操作する - サイエンスあれこれ

    2012年05月25日 06:55 カテゴリサイエンス最前線〜脳 記憶を操作する Posted by science_q No Comments No Trackbacks Tweet 何らかの人為的なきっかけで、過去の記憶を強制的に思い出させる、そんな技術が開発されたようです。Mark Mayford氏率いる米・スクリップス研究所のグループと、利根川進氏率いるMITのグループが、Science誌(335: 1513-1516, 2012)とNature誌(484:381-385, 2012)にそれぞれ独立に発表した論文によれば、両者はほぼ同様の原理に基づく方法を用いて、マウスに過去の記憶を蘇らせることに成功したというのです。 両氏らの用いた方法の共通点は、記憶などの神経活動により興奮した神経にだけ一過性に発現する遺伝子に着目し、その遺伝子の制御領域を使って、活動した神経だけを記録、標識す

  • 『意識は傍観者である』 CEOでもある - HONZ

    あなたはどんな街に住んでいるだろう。その街に住むことを決めたのはあなただろうか、それとも、あなたの家族だろうか。立地、間取り、価格、様々な要素を比べて、その街に住むことを決めたことだろう。少なくとも、あなたはその街に住むことを決めた理由を述べることができるはずだ。しかし、その街へ住むことを決めたのはあなたの意識の及ばない何かかもしれない。心理学者ブレット・ペラムの膨大な研究によれば、2月2日生まれの人は、ツイン・レークのように数字の2と関係のある名前の都市に引っ越す確率が有意に高く、6月6日生まれの人はシックス・マイルのような場所に引っ越す確率が高い。誕生日という、一見居住地選択に全く関係のない要素でさえ、あなたの意識に上ることなく、あなたの行動に影響を与えている。 あなたはどんな人を配偶者に選んだだろう(もしくは、これから選ぶだろう)。性格、容姿、年収、相手に求める要素とその優先順位は人

    『意識は傍観者である』 CEOでもある - HONZ
  • 目からウロコの感情と性格の科学

    くよくよする性格をどうにかしたい? 脳と感情に関する最新研究の成果で、ネガティブ思考も「脳トレ」次第でプラス思考になる 大衆向けの心理学が好きな人たちはおそらく、人間の感情の表し方は大体同じで、人によって大した違いはないと思っているだろう。万人に共通する悲しみのプロセスがあり、恋に落ちる際の一定のステップがあり、恋人に振られたときに味わう感情の標準パターンがあると考える人は多い。 しかし、この考え方は間違いだ。私(デービッドソン)は感情の神経生物学を研究して数十年になる。同じような環境で生きてきた人が同じような経験をしても、極端に異なる反応を示すケースを数多く見てきた。 離婚による心の痛手から素早く立ち直る人もいれば、いつまでも自分を責めたり、落ち込んだりし続ける人もいる。失業してもすぐに元気を取り戻す人がいるかと思えば、対照的に失業した何年も先まで自信喪失にさいなまれる人もいる。こうし

    目からウロコの感情と性格の科学