南アフリカ・リンポポ州にあるサイの保護施設で、子どものサイとたわむれるスタッフ(2021年1月9日撮影)。(c)Michele Spatari / AFP 【1月30日 AFP】生後わずか4か月で保護されたサイの子ども「ジェシー」は、肩から血を流し、心にも深い傷を負っていた。 ジェシーは密猟者に母親を殺され、なたで追い払われて傷を負ったのではないかと保護した人々は考えている。 幸いにも生き残ったジェシーは、親を失ったサイのリハビリを専門に手掛ける珍しい保護施設「サイの孤児院(Rhino Orphanage)」に来ることができた。 この施設は南アフリカ北部リンポポ(Limpopo)州の森の中に隠れるようにある。周囲には数十の動物保護区があり、正確な場所は明かされていない。入り口は大きな金属製のゲートで守られている。 創設者のアリー・ファン・デーフェンテル(Arrie Van Deventer
