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ブックマーク / ameblo.jp/genkaiken (2)

  • 『『ネコソギラジカル』 /ビルドゥングス・ロマンの逆説(前田 久)』

    笠井潔・小森健太朗を中心として、20代の若手評論家が集まって結成された批評集団・限界小説研究会のブログです。 『ネコソギラジカル』 /ビルドゥングス・ロマンの逆説 前田 久 ■はじめに:語るのは誰か? 別冊『ユリイカ』「総特集・西尾維新」所収の論考を巽昌章はこう書き出している。 〈ふつうに面白いから。西尾維新という作家について何か書こうとした時、とりあえず困ってしまうのはこの理由による。〉 この「とりあえず困ってしまう」感覚は、「西尾維新という作家」に限らず、エンターテインメント小説全般を批評するときに一般的についてまわる感覚であろう。現在、インターネット上に溢れている書評の類いがブックガイドとしての機能しか期待されていないように、エンターテインメント批評読者の期待地平は概ね「面白い/面白くない」という水準である。このような状況で「面白い」ものをさらに「面白い」と言うことには何ら意味がない

    geonoize
    geonoize 2010/12/17
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  • 『『ネコソギラジカル』 /世界の終わり、物語の終わり』

    笠井潔・小森健太朗を中心として、20代の若手評論家が集まって結成された批評集団・限界小説研究会のブログです。 『ネコソギラジカル』/世界の終わり、物語の終わり 笠井潔 「絶海の孤島での首斬り殺人。/京都の町に現れる殺人鬼。/傭兵を養成するだけの女子校。/意図的に天才を創造しようという研究施設。/永遠に死なない少女の死」。主人公の「ぼく」は、このように「戯言」シリーズ第一作『クビキリサイクル』から第五作『ヒトクイマジカル』までの物語を要約しているが、このシリーズも第六作『ネコソギラジカル』で終わりだ。しかし、物語は当に「終わった」のだろうか。 シリーズ第一作と第二作『クビシメロマンチスト』は、一応のところ探偵小説形式に則って書かれている。『クビシメロマンチスト』は『きみとぼくの壊れた世界』と並んで、西尾維新による格探偵小説の代表作だろう。 しかし第三作『クビツリハイスクール』以降、作品か

    geonoize
    geonoize 2010/12/17
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