いつ会っても、未来のことを話す人がいる。 どんな風に生きたいのか、どんな人生を送りたいのか。 いつもそういうことを話している人がいる。 未来の妄想や構想を話すのは楽しいし、わたしも好きだ。 でも未来のことを話すのは一見ポジティブのように見えるけど、度がすぎると「未来を生きる人」になってしまう。 未来を生きているって、冷静に考えるとちょっとこわい。 だって死ぬまで「こうなったらいいな」と思い続けているわけだから、つまりその理想の未来は完成しないまま終わってしまうということだ。 一生満足しない。 一生満たされない。 おそろしい。 思うのだけど、今にフォーカスしない限り、理想の未来なんてやってこないんじゃいかな。 ”想えば叶う”とよくいうけれど、じゃあ本当に「想ってる」だけで、勝手に理想の未来がやってくるんだろうか。 そうは思わない。 未来を描いて、それに向かって動き出す。その行動こそが理想の未