NECは3月7日、長岡技術科学大学の協力により、耳の穴で反響した音の違いによって、個人を判別する生体認証技術を開発したと発表した。体の一部を機器にかざす必要がなく、移動中や作業中でも、音を聞くような自然な動作で認証できる。 【画像:耳の形状で波形が異なる?】 装着したイヤホンから音を出し、耳の中を伝わる音をマイクで収集する。「耳の中で音がどのように響くか」は、個人特有の耳の形状で決まり、認証率99%の高精度な認証を実現したという。測定にかかる時間も1秒程度に抑えた。 インフラ施設の保守・管理や警備でのなりすまし防止のほか、通話中の秘密保持、医療現場での移動中や作業中の認証、音声ガイドサービス――などへの応用を視野に入れ、2018年度中の実用化を目指すとしている。
近年、スマートフォンや携帯プレイヤーの普及、そしてハイレゾのカジュアル化により、イヤホンが空前のブームを呼んでいる。音楽ファンにとって、よりいい音で楽曲を楽しみたいのは当然の欲求だ。しかし、家電量販店のオーディオコーナーには、1,000円台のリーズナブルなイヤホンから10万円、20万円する高級品までずらりと並ぶ。本当に「いい音」とはなんだろう? 高価なイヤホンと低価格のイヤホンは、どこが違うのだろう? 音楽好きならそんな素朴な疑問を1度は抱いたことがあると思う。 今人気を高めているのが、使う人一人ひとりの耳型を採って作るテーラーメイドの高級イヤホンだ。長年ソニーのヘッドホン設計を手掛ける「五代目耳型職人」の松尾伴大が立ち上げたオーダーメイドヘッドホンブランド「Just ear」は、耳型だけでなく好みの音質まで細かく調整し、世界にひとつだけのイヤホンを製作してくれる。この製品に深い関心を示し
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