日本が取り残されてしまう このような提案をすると、現金主義者からは「現実味がない」と批判をされる。これは、彼らの「最後の叫び」だ。 実は、日本でのETCの普及率は現在90%を超えている。導入当初は「普及するはずがない」という否定的な声もあったが、導入さえされればまったく不可能なことではない。本気でやれば、10年もあればキャッシュレス社会は構築できる。それでも、論拠のない批判をする人がいるだろう。 だが、海外を見てみればいい。 筆者は、ロンドンで事業をしていたことから欧州にはよく行っているが、ロンドンでポンド紙幣に両替したことはない。なぜなら、ほとんどの決済シーンでカード決済が可能だからだ。 飲食店やコンビニ、スーパーなどはもちろん、パパママで経営している雑貨屋さんで水一本買うのでもカード決済が可能だ。日本みたいに、3,000円以下の飲み食いでカードを出して怪訝な顔をされることはまったくない
![現金至上主義者はこれからの時代「社会悪」となるかもしれない(三戸 政和) @gendai_biz](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9b7254d71968cb01d3466dba1551aaf3fdf1b7d4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F2%2F0%2F1200m%2Fimg_203fc0f80807a4c8f9b965bf8250215b1058522.png)