福島第1原子力発電所5、6号機にたまっている「低濃度」とされる放射能汚染水の安全性を保証するため、園田康博・内閣府大臣政務官(写真)が「パフォーマンスということではなく、しっかり飲水させていただく」と述べたのは、10月13日の政府と東京電力の共同記者会見。筆者の質問に答えた。 これが、《放射能汚染水、「しっかり飲水させていただく」と園田康博政務官》の記事で報道されると、ネットで大きな話題となるが、「本当に放射能汚染水を飲むとは思えない。ミネラルウォーターにすり替えるつもりだろう」という懐疑的な反応がほとんどであった。 17日の共同記者会見で、筆者が提案した。 「本当に放射能汚染水を飲んだのに、『ミネラルウォーターにすり替えた』と言われたら、園田さんも心外。もはや園田さんが福島第1原発へ行き、そこで放射能汚染水を飲んでもらうしかない。その場合、園田さんが体を張ってやるのだから、私も体を張って
ICカード「Suica(スイカ)」1枚を盗んだという窃盗の罪で起訴され、警視庁築地署に勾留されている『ネイビー通信』の田代裕治氏は、7月14日、同署で面会した筆者に対し、以下のように述べた。 「私は車上荒らしをしていたのではないことを強調したい。『Suica』の持ち主の運転手に暴行され、鼓膜を破られた。運転手はアウトローっぽく、こちらが被害者という面もある。警察は車上荒らしやそのほかの余罪も捜査していたが、何も出なかった」 「釈放されても、東京電力の記者会見には出られないだろうが、これまで同社を会見で追及してきて、同社の無責任な体質はあからさまにできたと思う」 「早く出たい(釈放されたい)が、運転手が示談に応じない。今後は、報道という二次的な活動ではなく、(東日本大震災の)被災地を直接支援する活動をしたい」
7月14日までに、東京地方検察庁は『ネイビー通信』の田代裕治氏を窃盗の罪で東京地方裁判所に起訴した。田代氏は、6月21日朝、東京・銀座の路上で駐車中のクルマに置いてあったICカード「Suica(スイカ)」1枚を盗んだとされる。 筆者は東京電力の記者会見で田代氏と知り合った。記者席の最前列に陣取り、激しい口調で東京電力を追及する田代氏も、個人的に話してみると、言葉づかいが丁寧で、物腰も柔らかい人物だった。 思えば、東京電力の記者会見というのは異常な場所である。事故を起こし、いまだに被害を拡散させている当事者の企業が、全データを握り、一方的に報告する。それをお行儀よく聞いているのは、長年、東京電力からタップリと広告費をもらってきた大手メディアの記者たち。 この記者会見のありようでは、国民が望む真実の追求など、なしえない。田代氏は、政官財とマスコミに守られた無敵艦隊・東京電力に、単身、いかだで突
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