上杉隆(ジャーナリスト) 【第20回】 2008年03月06日 ヒラリーのオバマ中傷が、共和党勝利に力を貸す皮肉 きょう(火曜日/米現地時間)、米大統領選は大きな節目を迎えた。 テキサス、オハイオ、バーモント、ロードアイランドの4州での投開票を終えて、共和党ではジョン・マケイン氏がすべてで勝利し、その結果、過半数である1191以上の代議員を獲得した。 マケイン氏は、これによって11月の本選挙での共和党の正式な指名候補となることが決まった。今後、共和党の大統領レースの焦点は副大統領選びに移るだろう。 また、日付が変わるころには、指名受諾演説も行われる。あす(水曜日)になれば、ブッシュ大統領が、彼をホワイトハウスに迎えて、後継大統領としての支持演説も行われるはずだ。 当初は、ブッシュ大統領の不人気によって、圧倒的に不利な状況を指摘されていた共和党とマケイン陣営だが、これでいち早く臨戦態
1789年のジョージ・ワシントン初代大統領の就任から数え、44代目の大統領を選ぶ米国大統領選挙。今年11月4日に行われる本選挙に向けて、現在、民主・共和両党の候補者を選ぶ予備選挙・党員集会が全米で行われている。 俗に言う「サブプライムローン」問題に端を発した金融市場の混乱を含む「経済問題」、いまだに緊張状態が続く「イラク戦争問題」などが大きな争点となっているが、同時に「地球温暖化問題」への取り組みについても、各候補の政策に注目が集まっている。日欧など他の先進国と比較し、現在の米国は温暖化対策で大きく後れをとっている。それだけに、次期政権に対する内外の期待は、ことのほか大きい。 現在のブッシュ政権は、1997年に「第3回気候変動枠組条約締約国会議(COP3)」で議決された京都議定書から早々と離脱。最大の排出国の無責任な対応に、世界中の不信が一気に高まった。しかし、その米国も世界の温暖化防
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瀬戸際クリントン氏 オバマ氏に9連敗 2008年03月02日12時18分 ヒラリー・クリントン米上院議員が、米大統領選の民主党指名レースで一歩も引けない窮地に陥っている。予備選9連勝というオバマ上院議員の快進撃を前に、反撃の糸口がつかめない。4日のテキサス、オハイオ両州での予備選で事実上、命運が決まると見られている。米メディアでは、敗北は不可避とみて「名誉ある撤退」を求める論調も出始めた。しかし、クリントン陣営はまだまだあきらめていない。逆転を狙って粘りに粘る構えだ。 ◆4日、4州で米大統領選予備選 「脅し作戦」札を切る ベッドで寝ている子供の顔が大映しになると、ナレーションが流れる。「午前3時、ホワイトハウスで電話が鳴る。世界で何か起きた。あなたの1票は、誰がその電話に出るかを決める。誰に出てほしいですか」 クリントン陣営が2月29日、テキサス州で流し始めたテレビ広告だ。核戦争の危機をに
※メディア、およびブロガーの方へ:公開論文の放送、記事、ブログ等での引用については、「フォーリン・アフェアーズ日本語版●●年●月号の『<論文タイトル>』)によれば」、とクレジットを必ず入れてください。長文の引用については、全体の2割程度なら許容範囲です。この場合も間違いなくクレジットの明記をお願いいたします。 アメリカの リーダーシップを刷新する Renewing American Leadership バラク・オバマ/米民主党予備選大統領候補 「アメリカだけでは21世紀型の脅威に対処できないし、また世界もアメリカ抜きではそうした脅威に対処していけない。われわれは孤立主義へと逃げ込むべきではないし、傲慢な態度で世界を押さえつけようとすべきでもない。われわれは行動を起こし、模範を示すことで、世界を主導していかなければならない。……アメリカ人の安全と繁栄は、アメリカの国境の外側に住む人々
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン Eamon Javers (BusinessWeek誌、米連邦議会特派員) 米国時間2008年2月13日更新 「Is Obama Good for Business?」 <関連記事:「マケイン氏、米実業界の敵か味方か」> 米大統領選の民主党候補指名争いは、北東部メーン州で2月10日に党員集会が行われ、バラク・オバマ上院議員(イリノイ州選出、民主党)がヒラリー・クリントン上院議員を抑えて勝利した。その直後、オバマ氏は米CBSテレビの報道番組「60ミニッツ」に出演するまでの間に、自分のパソコンで1通の電子メールを送った。 その相手は、メディアコンサルタントや支持者データ提供者ではない。投資銀行大手のUBSアメリカ(UBS)のCEO(最高経営責任者
オッペンハイマー社資源アナリストのファデル・ゲイト氏は同CNN報道で語っている。「原油価格が1ドル上がるたびに、エクソン社の収益は四半期あたり1億2,500万ドル(約133億4,311万円)上昇するんです。」 エクソン社のこれまでの最高益記録は2006年度の395億ドル(約4兆2,180億4600万円)で、その際同社は1分あたりおよそ7万5,000ドル(約800万9,189円)稼いでいる計算になるという。 石油業界各社の収益はおおむね好調とみられ、業界3位のコノコ・フィリップス社は25%ほどの収益増が見込まれている。業界2位のシェブロン社も好調で、1株当たり利益は30%ほど上昇するとアナリストは予測する。 2月5日追加:1日に石油業界各社が2007年度収益を発表した。それによれば、エクソン社の昨年度収益は406億ドル(約4兆3,312億円)で、あらかじめ予想されたとおり同社の持つ史上最高益
サブプライム問題に端を発した経済不安だが、さすが株価に及んでくると事態は深刻度を増している。ただし、バーナンキ僧正耐久力テストとしてはこのくらいの事態になるだろうということは想定していたシナリオどおり。ざっと見た感じではまだ耐久力がありそうだ。問題はたぶんインフレのほうだし、そしてもう一つの大きな問題がある。そこがこのエントリのテーマなのだが、いやさらにもう一つあるか。そちらは中国の問題。端緒のように中国の銀行もサブプライム問題を抱えているのではないかという懸念がわき上がったら、すかさず鎮火した。よかったと言えるのだろう。他に言いようがない。 ブログをさぼっている間に状況は刻々と変化しているのだが、米国で景気刺激策として1000億ドルが検討されたおり、コラムニストのロバート・サミュエルソンがこれは子供だましと言ってのけた。政権側はこれにもう少し上乗せという流れになったが、これはバーナンキ僧
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