歴史観とか、イデオロギーとかってそんなに重要なものなのか?ブロガーや政治評論家はこれらを重要視し過ぎているのではないか? 政界再編論でも、多くのブロガーや政治評論家は歴史観やイデオロギーでのきれいに二大政党になるのがいいみたいな発言をするが、実態政治はまったくそのような動きになっていない。むしろ普通の有権者と接する機会の多い政治家の方が、特定の人間とばかり話をしている政治学者やインドア政治系ブロガーより感覚がまともなのかも知れない。 自民党では専ら中川秀直元幹事長らの上げ潮派と与謝野馨前官房長官らの増税派(財政再建派)の対立がクローズアップされている。自民党でイデオロギーや歴史観で対立することは稀で、強いて言えば北朝鮮外交での安倍晋三前総理と山崎拓氏の対立がイデオロギー対立に相当するが、これが政界再編の起爆剤になるとは考えにくい。民主党で小沢一郎の対抗馬として名前の挙がっている仙谷由人議員