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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/ikedanobuo (39)

  • 佐藤優バブル - 池田信夫 blog

    今年のベストセラー第1位は『女性の品格』だそうだが、部数×点数で最大のベストセラー作家は、佐藤優氏だろう。今年15冊、今月だけで6冊も出している。雑誌などでも、彼の名前を見ない週はほとんどない。これは『正論』から『週刊金曜日』までカバーする彼の幅広さ(というか無節操)のおかげだろう。 当ブログでも、彼の初期の(『国家の罠』と『自壊する帝国』)は評価したが、その後、山のように出た安直な対談はすべて無視してきた。書は書き下ろしだというので読んでみたが、神保町から自由が丘までの30分で読了。アマゾン的に表記すると、★☆☆☆☆である(だからこの画像にはリンクを張ってない)。 「国家論」と銘打っているのに、いきなり無関係な三位一体論の解説が延々と続き、『資論』によって国家を論じるが、その解釈は宇野弘蔵。あとは柄谷行人やカール・バルトなどが脈絡なく出てきて、結論は「日社会を強化するには、

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    hagakurekakugo 2007/12/25
    佐藤優はインテリジェンス芸人って誰かが言ってた。
  • 匿名ウェブの終焉 - 池田信夫 blog

    Googleがテストを開始したWikipediaに似たサイト、knolが話題を呼んでいる。以前から書いているように、私は現在のWikipediaは「無法者の楽園」に堕していると思うので、競争が起こるのは歓迎だ。特に注目されるのは、このプロジェクトの責任者であるUdi Manber(技術担当副社長)が、knolのコンテンツが署名入りで書かれる点を強調していることだ:このプロジェクトの鍵となるアイディアは、著者を明記することである。でもニュースでも学術論文でも、著者がだれであるかは明記されているが、なぜかウェブは著者を明記する強力な標準なしで進化してきた。誰が書いたかを知ることは、読者が内容を判断する上で重要な助けになるとわれわれは信じる。匿名は、インターネットの原則ではない。初期には、E2Eの原則によってIPアドレスとユーザーは1対1に対応していたし、ネットニュースの投稿も署名入りが基

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    hagakurekakugo 2007/12/15
    言ってる事は分かるんだけど、2ちゃんねらーにウィキペディアの荒らしを依頼したアンタが言うなと言いたくなる。
  • 大江健三郎という「嘘の巨塊」 - 池田信夫 blog

    15日の記事のコメント欄で少しふれたが、大江健三郎氏が11月20日の朝日新聞の「定義集」というエッセイで、彼の『沖縄ノート』の記述について弁解している。それについて、今週の『SAPIO』で井沢元彦氏が「拝啓 大江健三郎様」と題して、私とほぼ同じ論旨で大江氏を批判しているので、紹介しておこう。大江氏はこう弁解する:私は渡嘉敷島の山中に転がった三百二十九の死体、とは書きたくありませんでした。受験生の時、緑色のペンギン・ブックスで英語の勉強をした私は、「死体なき殺人」という種の小説で、他殺死体を指すcorpus delictiという単語を覚えました。もとのラテン語では、corpusが身体、有形物、delictiが罪の、です。私は、そのまま罪の塊という日語にし、それも巨きい数という意味で、罪の巨塊としました。つまり「罪の巨塊」とは「死体」のことだというのだ。まず問題は、この解釈がどんな辞書にも出

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    hagakurekakugo 2007/11/30
    限りなく不毛。だがそれがいい!
  • ネットはクリエイターの敵か - 池田信夫 blog

    岸博幸氏のコラムが、あちこちのブログなどで激しい批判を浴びている。私が彼に「レコード会社のロビイスト」というレッテルを貼ったのが彼の代名詞のようになってしまったのはちょっと気の毒なので、少しフォローしておきたい。 先日のICPFシンポジウムでわかったのは、岸氏は三田誠広氏のように嘘を承知で権利強化を主張しているのではなく、気でそれが日の「産業振興策」だと信じているということだ。しかし、これはある意味では三田氏よりも始末が悪い。人がそう信じ、善意で主張しているので、コンテンツ産業の実態を知らない官僚や政治家には説得力をもってしまうからだ。 残念ながら、彼の信念は事実に裏づけられていない。岸氏は「デジタルとネットの普及でクリエーターは所得機会の損失という深刻な被害を受けている」というが、具体的にどれだけ深刻な被害を受けているのか、その根拠となるデータを示したことはない。学問的には、O

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    hagakurekakugo 2007/11/28
    以前切り込み隊長が同じ事を言ってた気がする
  • gooブログの品質管理 - 池田信夫 blog

    11日の記事で、「はてなが有害情報を放置してアクセスを稼いでいる」と書いたら、予想どおりネットイナゴが殺到して150もブックマークがつき、はてなの「人気エントリー」のトップになった。世界情勢にも経済問題にも関心がないが、自分の使うおもちゃを批判されると泣きわめく、匿名の精神的幼児の集まりだ(*)。はてなが梅田望夫氏のいう「群衆の叡智」なるものの反例になっているのも、皮肉なものである。 その記事で、私はブログも階層分化し、ブランド価値を高めて広告単価を上げるビジネスモデルもあるのではないかと書いた。mixiはそれに近い方針をとっているようだが、最近はgooブログの「検閲」が一部で話題になっている。たとえば、このブログは「犯罪を暗示した」という規定に引っかかったようだ。事前の警告なしにいきなりブログ全体を非表示にするのは問題だが、こういう有害情報を積極的に排除するサイトがあっていい。 もち

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    hagakurekakugo 2007/11/18
    皆のブクマコメントが愉快すぎw
  • 池田信夫 blog 有害情報とフリーライダー

    きのう情報ネットワーク法学会のパネルディスカッションに出てきた。テーマは「違法・有害情報と匿名性」。当然、焦点は2ちゃんねるだ。損害賠償訴訟に連敗しながら、判決を無視して「年収は1億以上あるが、差し押さえられないように隠してある」などと公言するひろゆきについて、「どうすることもできないのか」と私が質問したら、専門家の答は「民事ではむずかしい。破産申し立ても断念したようだ」とのことだった。しかし名誉毀損は、刑事訴追もできる。なぜ警察は、法治国家の原則を嘲笑するひろゆきの行動を黙認しているのか――という私の質問には、たぶん名誉毀損は立証がむずかしく、マスメディアも英雄扱いしているので警察も手が出せないのだろう、との答だった。違法行為をもてはやすメディアの責任も重い。 ただ、2ちゃんねるのような違法情報は、まだ問題がわかりやすい。むずかしいのは、違法とまではいえない有害情報だ。たとえば、ブログ

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    hagakurekakugo 2007/11/11
    このツンデレめ!
  • 「有罪率99%」の謎 - 池田信夫 blog

    映画「それでもボクはやってない」が昨日から公開され、話題になっている。私は見てないが、ちょうどそのストーリーを裏書するように、強姦事件で有罪判決を受けて服役した人が実は無実だったと富山県警が発表した。まるで日では、無実の人がバンバン犯罪者にされてしまうみたいだが、これは当だろうか。 こういうとき、よく引き合いに出されるのが、有罪率99%という数字である。たしかに日の裁判で無罪になる率(無罪件数/全裁判件数)は94件/837528件=0.01%(2004年)で、たとえばアメリカの27%に対して異常に低いように見える。だが、アメリカの数字は被告が罪状認否で無罪を申し立てて争った事件を分母にしており、同じ率をとると日は3.4%になる(ジョンソン『アメリカ人のみた日の検察制度』)。 これでも十分低いが、これは日では「逮捕されたらすべて有罪になる」ということではない。送検された被疑者

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    hagakurekakugo 2007/10/12
    負ける戦をしたがらない検察と裁判所の暗黙の了解が、この有罪率の異常な高さなのです。これは正しい。
  • 池田信夫 blog 新聞社サイトの囲い込み競争

    きょう毎日jpとMSN産経がスタートした。どっちもレイアウトは変わったが、中身はあまり変わりばえしない。産経は「紙より先にスクープを載せる」と自慢しているが、そんなこと海外の新聞は、とっくにやってますよ。毎日jpは、「ブロガーと連携」とかいって、私にも何度もダイレクトEメールが来たが、記事にコメントもTBもつけられるわけじゃなし。どこが連携なの? それと両方とも(おそらく)RSSの設定が不完全で、iGoogleからもGoogle ReaderからもRSSフィードを追加できない。 何よりも、両方とも海外の新聞が当たり前にやっている、記事を全文掲載し、アーカイブを無期限に残すということが、なぜできないのか。いっちゃ悪いけど、毎日の記事のリンクが切れたからって、毎日のデータベースを有料で読もうという人はいませんよ。産経は「6ヶ月まで保存」とか中途半端な自慢をしてるけど、リンクの切れるサイトは、

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    hagakurekakugo 2007/10/06
    ボランティアやってんじゃねーんだよって事なんだろうけど、あまりに時代に逆行しすぎ。
  • 池田信夫 blog 厚労省にはフリーターが見えないのか

    一昨日の記事には、予想以上にたくさんのコメントがついたが、驚いたのはhamachanなる人物が「半分だけ正しい知識でものを言うと・・・」という記事で、私を「半可通」などと罵倒してきたことだ。このhamachanとは、濱口桂一郎。「天下り大学」として有名なGRIPSに厚労省から天下った人物らしい。 彼は、私が「労組は『正社員』による独占を守る組織なのだ」と書いたのに対して「ありえない」と批判しているのだが、その直後に「日の企業別組合というのは[・・・]まさに『正社員による独占を守る組織』なのである」と自分で書いている。一つの記事の中で矛盾したことを書くのは、先日の山形某と同じく頭がおかしいと思われてもしょうがないが、問題はそのことではない。 hamachanは「組合へのメンバーシップがキモなのであって、企業へのメンバーシップとはまるで方向が正反対」というように、企業と労組は「正反対」で

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    hagakurekakugo 2007/09/26
    どさくさに紛れてネトウヨが涌くからコメントする気になれない
  • 小沢一郎氏の敗北 - 池田信夫 blog

    今回の参院選で敗北したのは、安倍首相ではなく小沢一郎氏だと私は思う。私は、かつては取材する側として20年以上前から彼の行動を見てきたが、今回の参院選とその後の対応を見ていると、彼はかつての小沢氏と同一人物だとは信じられないほど変わってしまったからだ。 特に驚いたのは、先週のシーファー駐日米大使との会談で、テロ特措法の延長に反対したことだ。小沢氏は、自民党では対米関係に強い政治家として知られ、日は「普通の国」になるべきだとする改憲派だった。湾岸戦争のときは、自民党の幹事長として「憲法」や「国連」などの神学論争ばかり続く国会を押し切って、90億ドルの「国際貢献」を実現した。その彼が、今度はその国連や憲法を持ち出して社民党みたいな議論をするのは、小池防衛相のみならず、身内の前原氏からも批判されて当然だろう。 ただ、ある意味では彼の行動は選挙前から一貫している。マニフェストで農家への所得補償

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    hagakurekakugo 2007/08/19
    狂信的政党支持者が敗因を冷静に分析出来ないのは何故だろう。口直しにhttp://plaza.rakuten.co.jp/kingofartscentre/diary/
  • 日本軍のインテリジェンス - 池田信夫 blog

    当ブログの記事に「書評になってない」という批判がたまにあるが、これは書評ではない。原稿料をもらって書く書評は、バランスをとって内容を紹介し、なるべく客観的に評価するよう努めているが、ここに書くのはきわめて主観的でバランスのとれていない感想であり、内容の紹介ではない。 書も、ちゃんとした書評はアスキー・ドットPC7月号(今月下旬発売)に書いたが、そこで書けなかった感想を一つ:日戦争に突っ込んだ原因として、これまでは「民主主義が未熟だった」とか「封建遺制が残っていた」といった観念的な近代化論が多いが、問題はもっと具体的なレベルにあるのではないか。 その一例が、書のあげているインテリジェンスの貧困だ。特に1940年に三国同盟を締結するにあたって、情報部門はドイツの形勢不利を報告していたのに、松岡洋右外相や陸軍首脳はソ連を含めた「四国同盟」という幻想を抱いて同盟を結び、翌年、独ソ戦が始

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    hagakurekakugo 2007/05/16
    普通に同意
  • 靖国史観 - 池田信夫 blog

    安倍首相が靖国神社に供物を奉納したという話が、また騒ぎを呼んでいる。しかし、そもそも靖国神社とは一般に信じられているように、国家のために戦死した人々をまつる神社ではないのだ、と書はいう。 靖国神社の始まりは、1862年に行なわれた「招魂祭」で、これは安政の大獄などで徳川幕府に殺された勤王の志士を慰霊したものだ。それが明治維新によって、彼らが「官軍」となってから制度化されたのが招魂社であり、西南戦争の後これが靖国神社となった。したがって明治政府と戦った西郷隆盛は、靖国にはまつられていない。 要するに靖国神社は、天皇家のために戦死したテロリストを鎮魂する神社だったのである。それが国家の神社になったのは、たまたま天皇家が徳川家との内戦に勝ったからにすぎない。まさに「勝てば官軍」であり、歴史はつねに勝者によって書かれるものだ。「東京裁判史観」を批判する人々は「靖国史観」も批判すべきだ、と著者

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    hagakurekakugo 2007/05/16
    「東条英機は坂本より近藤勇に近い」その時代の坂本が誰に当たるのかを示さずにこういう対比をするのはどうかと思うが。
  • 大前研一氏の誤解 - 池田信夫 blog

    慰安婦問題は、もううんざりだという人が多いだろう。安倍首相が「同情」を表明して、海外では歴史的事実になってしまったようなので、私も議論しても無駄だと思う。しかし日人の中にも、今ごろ初歩的な誤解を堂々と発表する人がいるので、ひとことだけ。事実関係を知っている人は、無視してください。 大前研一氏は、慰安婦の強制連行を日政府が認めた「決定的証拠」が発見されたという。その証拠とは「林博史・関東学院大教授が米国の新聞で発表した論文」だそうだが、大前氏は「資料を直接読んだわけではない」。伝聞のあやふやな情報で断定的に語るのは彼の得意技だが、その原資料(ウェブからは削除された)は私の手元にある。慰安所については、次のような問答がある:Q: How many women were there? A: 6. Q: How many of these women were forced into t

  • 冷戦的ステレオタイプ - 池田信夫 blog

    慰安婦問題について4月3日に米議会に提出された米議会事務局の報告書が、ウェブに出ている。これが現在までのところ、この問題についての米国政府の唯一の公式文書だが、その内容はおよそ政府の報告書とは信じられないずさんなものだ。細かいことは3/28の記事のコメント欄に書いたが、その抄訳を引用すると、最大の争点である日軍の責任については以下のように結論している(一部訂正):慰安婦制度の「募集」という要素に対する彼[安倍首相]の強調は、(移動、設立、慰安所の認可、慰安所における慰安婦の管理といった)日軍が深い役割を持っていた慰安婦制度のほかの側面を矮小化している。募集のほとんどは、特に韓国においては、軍によって直接実行されていたのではないかもしれない。しかし安倍政権が募集の際の軍の強制に関する全ての証拠を否定するのは、日政府が調査した1992-1993年の報告書における元慰安婦の証言に反するとと

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    hagakurekakugo 2007/04/14
    コモリンに噛み付いたことには拍手を送りたい。
  • なぜインターネットはナショナリズムを強化するのか - 池田信夫 blog

    4/7の記事へのコメントに「日のマスコミは、戦前・軍部・ファシズムを糾弾してさえいれば心理的には『道徳的戦勝国』側にいられるので、ただ楽な方を選んでいるのです」という指摘があった。たしかに、左翼的知識人にあるのは「ナショナリズムなんか信じているのは感情をコントロールできない頭の悪い奴だ。自分はそういう感情を克服して普遍的正義の側に立っているのだ」という優越感である。これは戦前からの伝統で、かつてマルクス主義に走った人々に大地主の子弟が多かったのも、「財産を捨てて貧しい人に尽くす」ことに道徳的な満足を覚えていたからだ。 こういう露悪的エリート意識は、いまだにカルスタやポスコロやフェミニスト一派に多い。彼らはマスメディアの言葉尻をとらえて「潜在的な差別意識」を指摘し、それを「脱構築」することが正義だと信じているが、自分の依拠する価値観が他ならぬオリエンタリズムだということに気づいていない。

    hagakurekakugo
    hagakurekakugo 2007/04/10
    池田氏がただのネトウヨホイホイにならないことを祈ってブクマ。4/14追記;やっぱりただのネトウヨホイホイになってた…orz
  • 左翼の最後の砦 - 池田信夫 blog

    今日は、大阪のよみうりテレビで「たかじんのそこまで言って委員会」という番組に出演した(放送は日曜)。例の「あるある」をめぐって「テレビの何が問題か」というテーマだったが、ちょっと驚いたのは、司会者が拙著『電波利権』を紹介し、ゲストが新聞社とテレビ局の系列化などを批判していたことだ。これまでCSやラジオではこのの話をしたが、ようやく関西ローカルまで来たか。いや、実は関西以外でも19局ネットしていて、「見えないのは首都圏だけ」だそうだが。 題とは関係ないところでおもしろかったのは、なぜか田嶋陽子氏が「この番組は保守派ばっかりだ」とキレたことだ。彼女によると「海外経験者が少ない」のが問題だという。これに三宅久之氏が「あんたのような欧米崇拝はもう古い」と茶々を入れると、田嶋氏が気で腹を立てていた。 「日は遅れている」「欧米では**だ」というのが、戦後の左翼(および近代主義者)のマントラ

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    hagakurekakugo 2007/04/08
    ネタと化した池田センセ。専門外のことに口を出されない方がよろしいかと。
  • 片思いの日米関係 - 池田信夫 blog

    きのうの記事のコメント欄で指摘された英文読売の記事を読んで、私も同じ感想をもった。米国との友好関係を築こうと努力してきた日の知識人は、今回の米国メディアの報道に深く傷ついている。彼らの事実誤認だけでなく、性的な問題で日に説教しようとする無神経さを日の知識人が不愉快に思うのは当然だ。海外メディアの一連の記事でいちばん驚いたのは、3/6のNYT(電子版)の記事の安倍首相の写真が、別人のものになっていたことだ。私がEメールで指摘したら、さすがにすぐ削除されたが、NYTの編集者でさえ日の首相の顔を知らないわけだ。イラク戦争に反対する人々を「恥辱の殿堂」と呼んだ古森義久氏も、困惑している:日側では対米同盟の堅固な支持層というのは、自国の国益や国家意識、さらには民主主義、人道主義という普遍的な価値観を強く信奉してきた国民層だといえよう。 米国が慰安婦問題で日側をたたけばたたくほど、まさにこ

  • 慰安婦問題をめぐる本社の報道について - 池田信夫 blog

    4月1日付の朝日新聞朝刊(東京社版)の早版に、次のような社告が出ている。日の良心を代表する新聞社の社長らしい潔い進退だ。 1930年代から第2次大戦中にかけて戦地で兵士の相手をした、いわゆる慰安婦について、社は1992年1月11日付第1面の「慰安所 軍関与示す資料」という記事において、防衛庁図書館に保管されている旧日軍の通達に、軍が慰安所の設置を指示した事実が記載されているとの事実を報じました。この記事は正確でしたが、それに付けた「解説」において従軍慰安婦 一九三〇年代、中国で日軍兵士による強姦事件が多発したため、反日感情を抑えるのと性病を防ぐために慰安所を設けた。元軍人や軍医などの証言によると、開設当初から約八割は朝鮮人女性だったといわれる。太平洋戦争に入ると、主として朝鮮人女性を挺身隊の名で強制連行した。その人数は八万とも二十万ともいわれる。と記述しました。ここで「挺身隊」

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    hagakurekakugo 2007/04/02
    ネタの是非はともかく、それっぽいと思った
  • 池田信夫 blog 朝日新聞という亡霊

    専門とは関係のない慰安婦問題に首を突っ込むのは気が進まなかったが、膨大なコメント(しかも驚いたことにノイズがほとんどない)をいただいて感じたのは、「慰安婦問題」なんて最初からなくて、これは無から有を作り出した朝日新聞問題なのだということだ。これは私の専門(メディア)とも関係があるので、簡単に事実経過を書いておく。 前にも書いたように、私も朝日と同時に強制連行問題を取材していたから、朝日が吉田証言を派手に取り上げて1面トップでキャンペーンを張ったときは、「やられた」という感じだった(*)。しかしよく調べてみると、吉田のは1983年に出ていて、当時はだれも相手にしなかった。しかも、それを追跡取材した韓国の済州新聞の記者が、そんな事実はなかったという記事を、すでに1989年に書いていた。しかし朝日が騒ぎ始めた1991年が「慰安婦元年」になったのである。 金学順が最初に慰安婦として名乗り出た