![レファレンスサービスをテーマとしたマンガ『夜明けの図書館』、第2巻の依頼は「昔、好きだった絵本を探してほしい」など](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7cab7903e416b2fdf7371adec7e411f5c8034d8a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcurrent.ndl.go.jp%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F09%2FOGP.png)
動き出した北九州市漫画ミュージアム 北九州市漫画ミュージアム司書:古川清香(ふるかわ さやか) 1. はじめに 福岡県北九州市のJR小倉駅新幹線口から徒歩2分のところに、サブカルチャー大型施設「あるあるCity」がある。その5階・6階部分に、今年の8月3日、北九州市漫画ミュージアムが開館した。延べ床面積約2,300平方メートル、5階には期間限定のイベントや展示会を行う「企画展示エリア」、6階には「常設展示エリア」と「閲覧エリア」がある。 北九州市は、「銀河鉄道999」などの作者、松本零士氏をはじめ、把握しているだけでも約50名もの漫画家を輩出しており、市としてその漫画家や漫画作品を貴重な財産として、保存・継承していくことが求められていた。それを果たしつつ、さらに漫画文化の情報発信と地域賑わいの創出の拠点となるべく、「北九州市漫画ミュージアム」は開設された。 2. 北九州市漫画ミュージアム
入館者数・貸出冊数について 開館初年度は入館者数約28万6千人、貸出冊数約64万冊と大変な盛況だった(5)。2010年度までの14年間の平均は入館者数約24万人、貸出冊数約52万冊である。 出典:広島市の図書館(要覧)2012年度(平成24年度) ※まんが図書館・まんが図書館あさ閲覧室以外で、貸出を行った割合。 しかし、2011年度の入館者数は2010年度の約22%減の約19万人、貸出冊数は約7%減の約42万3千冊だった。筆者が考えている理由としては、東日本大震災による観光客利用者の減少、増え続ける蔵書(2012年9月現在、約10万7千冊)のために棚一段に前後二列の配架をせざるを得ないという飽和状態にある閲覧室の環境である。そして、まんが雑誌、コミック市場の売り上げ減から(6)、まんがを読む人が減少傾向にあるとも考えられる。また、レンタルコミックやまんが喫茶(ネットカフェ)、大型古書店等
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