中国で、盗聴機能付きとして販売されていたモバイルバッテリーが押収され、関係者が逮捕されています。同様の機能を持つ部品が中国のECサイトでも販売されているほか、ロシアの政治指導者毒殺に使われた可能性もあるようです。 盗聴機能付きとして販売されていたモバイルバッテリー 中国で、周囲の音を認識して自動で録音し、内蔵したSIMカードを使ってGPSの位置情報とともに勝手に送信するモバイルバッテリーが摘発されて話題になっている、とZDNet Japanが中国中央電視台(中国の国営放送)の報道をもとに伝えています。 問題のモバイルバッテリーは348元(約5,600円)で販売されており、盗聴した音声や位置情報を受信できるアプリと連携して動作していたそうです。 内部にはIoT機器用のSIMカードやmicroSDカードを搭載した基板があり、これは中国で普及している電動シェアサイクルの盗難防止用に大量生産された
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