「プログラミングの大衆化」は僕が最近講演などで使い始めた言葉です(それ以前に使っている人は僕は知りませんがもしご存知でしたら教えていただけますと幸いです).ビスケットの開発を始めた頃からこれを意識していましたが,やっと言葉として出てきたということですね. 僕自身の興味は,プログラミング教育にはほとんどなくて,もっぱらプログラミングの大衆化だったんですね.ビスケットが4歳から使えるということが他の言語にはない特徴なのでプログラミング教育用として扱われますが,僕の本心はビスケットは大人にとっても面白いのでみんなに使って欲しい.ビスケットの説明では「プログラミングの可能性と楽しさを万人に伝えたい」ということをずっと言ってきましたし. ビスケットはプログラミングを教えるツールではなくて,プログラミングの大衆化のツールなんです. プログラミングじゃない大衆化の一例としてコンピュータの操作法があります