(ヘッダー画像:三条市下田、吉ヶ平での撮影、2020年9月) 2025/2/7に発表された、敬和学園大学の新学科「国際教養学科」。これまでの3学科を統合し、6コースの選択肢を行き交いながら自由に学ぶ、新しい形のリベラルアーツを模索しています。今回、学科名となった「国際教養」。全国的に見れば、人気の学部が多くあるのですが、新潟の四年制大学では初めての学部・学科名称です。その意味を考えます(大学の公式見解ではなく、一戸個人の考えです)。 なぜあえて「国際教養学科」なのか?新潟は農業、ものづくり、観光など実学に根ざした分野が盛んで、実学志向が強い地域です。しかし、実学を支えるためには、幅広い視野と他分野の知識を融合する「教養」が必要です(それを教養と呼ばない人もいるかも知れません)。 たとえば、地域活性化の取り組みを考えてみましょう。観光ビジネスや福祉まちづくりを進めるには、経営・マーケティング
