同志社は2025年に創立150周年を迎えます。同志社の歴史は激動の近現代史を色濃く反映しています。同志社史を同時代史の中に位置づけながら、同志社の150年を日本や世界の150年と共に振り返っていきます。その際、歴史的な出来事だけでなく、それぞれの時代の精神に着目します。適切な歴史認識は未来を展望する力を与えてくれます。歴史を振り返る意義についても共に考えたいと思います。 今回は連続シンポジウム「同志社150年の歴史から展望する未来への挑戦」(全6回を予定)の第2回目として、同志社草創期(1875~1890)に焦点を当てます。同志社草創期がどのような時代であったのかを、同時代史の中に位置づけ、また、その時代の中で、新島襄はどのような挑戦をしたのかについて、共に考えていきたいと思います。 講演の後、司会者および2名のコメンテーターを交えたパネルディスカッションを行い、最後にフロアーの参加者とも