文部科学省の天下り問題で中心的な役割を果たした人事課OB嶋貫和男氏が特別顧問を務めていた、学校法人滋慶学園のグループは8日、2011年に開校した滋慶医療科学大学院大学(大阪市)の設置申請に「嶋貫氏が関与したことは一切確認されていない」とのコメントを出した。 嶋貫氏は、文科省退職後の10年1月に滋慶学園の特別顧問となった。 嶋貫氏は7日の衆院予算委員会の集中審議で、大学院大の設置について「就任時には内容の詰めはほとんど済んでいたと思う」と説明。その上で「一般的に大学設置で大事な点について、勉強のつもりで(文科省に)尋ねたことはある」と述べた。 ◆好評の西日本新聞アプリ。30日分の全紙面と速報ニュース。初月無料でお試し! ◆ホークスFANタブレットが登場。もれなくマッチとワッチに会える特典付き!