筑波大(茨城県つくば市)のキャンパス内に1日、関東地方でスーパーを展開するカスミの新店舗「カスミ筑波大学店」(建築面積約1千平方メートル)を中核としたショッピングプラザがオープンした。 同店は、待ち時間を少なくするためセルフレジを導入するほか、クレジットカードや電子マネーを使う完全キャッシュレス化を図る。留学生が多いことから、アジアを中心に調味料などの輸入食材を取りそろえ、イスラム教の戒律に従った「ハラル認証」にも対応しているのが特色だ。 また、店内外に飲食が可能なスペースを設けるほか、新居探しに役立つ不動産の検索機も置いている。一般の人も利用できるが、学生や教職員向けのサービスが念頭にあるため、日曜は休業する。コーヒーの製造販売を手掛ける「サザコーヒー」(同県ひたちなか市)のカフェが併設されている。 オープニングセレモニーで永田恭介学長は「付近の住民にも利用していただき、地域と大学が一体