日本政府観光局によれば、6月の訪日外客数は2020年2月以降、初めて200万人を超え、コロナ前の19年同月比の72%程度にまで回復した。 訪日外客としてカウントされる入国者の多くを占めるのが観光客であることから、巷では「インバウンドブーム再燃」への期待も高まっている。ところが内訳を見れば、観光客以上に増加が著しい訪日外客がいる。岸田首相が「我が国の宝」とする外国人留学生である。 外務省公表のビザ統計によると、昨年1年間に、日本の在外公館で発給された「留学」ビザの総数は、17万1495件となり、コロナ前である19年の約12万件を大きく上回っている。昨年留学ビザの発給を受けた外国人の大部分は、その後、日本に入国していると考えられる。 そして受給者の国籍・地域別では、中国が3分の1近くを占めており、このところの日中関係の冷え込みなどどこ吹く風といった様相なのだ。 岸田内閣は、33年までに年間40
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