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2020年1月18日のブックマーク (5件)

  • 『図説 ヨーロッパ服飾史 (ふくろうの本/世界の歴史) 』徳井淑子 著 | Call of History ー歴史の呼び声ー

    現代、われわれが身にまとう「洋服」は言うまでもなくヨーロッパで発展した衣服である。そのヨーロッパにおける服飾の歴史を多くの図版とともにコンパクトにまとめたのが書である。 「第一章 身体の誇張」では、古代ギリシア・ローマ時代にも目を配りつつ、中世前期九世紀頃から二十世紀初頭までの変遷を、『ヨーロッパ服飾の特質が身体の造形性へのこだわりにある』(4頁)という観点から描く。書によれば衣服はギリシア・ローマや日の着物のような『身体に布を懸けて着る「懸衣」型』(4頁)と『ヨーロッパの衣服のように身体を緊密に包む「窄衣」型』(4頁)に大別できるという。 『つまりズボンとの組み合わせの二部形式で、窄衣を特徴とする西洋服は、寒冷の地域に住み、ズボンを必要としたゲルマン民族の服飾にさかのぼる。』(4頁) ローマ風の長衣とゲルマン風の上着と脚衣にマントを羽織る衣装とが併存しながら、十五世紀までかけてブリ

    『図説 ヨーロッパ服飾史 (ふくろうの本/世界の歴史) 』徳井淑子 著 | Call of History ー歴史の呼び声ー
  • 1人2人の少量も美味しく、ホットクックの小型サイズは2段調理もできちゃう

    シャープは、水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」の小型モデルとなる「KN-HW10E」を11月28日に発売します。価格はオープン、推定市場価格は45,000円前後(税別)です。今度のホットクックは、ごはんとおかずの同時調理機能を備えるなど、もっと便利になりました。 水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック KN-HW10E」、カラーはホワイトとブラック ヘルシオ ホットクックは、自動でかきまぜる機能を備え、予約調理が可能な調理鍋。無水調理ができる点が特徴です。 筆者も愛用しているホットクック、よく作る&家族にも好評なのは、野菜の水分だけで作る無水カレー。朝に材料を入れて、帰宅時間に合わせて予約をしておけば、野菜のうまみたっぷりのカレーができあがります。野菜や豆を蒸して下ごしらえするにも便利で、我が家の調理家電の中では使用頻度が高いアイテム。これは筆者だけではなく、シャープの調査による

    1人2人の少量も美味しく、ホットクックの小型サイズは2段調理もできちゃう
    highAAA
    highAAA 2020/01/18
  • 人生は努力でなんとかなると思っていた私が、34歳でがん宣告されて思ったこと|ウートピ

    わざわざ、生きてる プロローグ 人生は努力でなんとかなると思っていた私が、34歳でがん宣告されて思ったこと 初めましての方も、お久しぶりですの方も、改めましてこんにちは。海野優子です。と、自己紹介しても「誰や?」って感じですよね。かつてプロデューサーとしてウートピに在籍し(社畜の海野Pと呼ばれていました)、六木にあるIT企業に転職した海野です。 ウートピでは度々連載にも登場(「産むことにメリットって、当にあるんですか?」「日一ちっちゃな働きかた改革」)させてもらいましたが、転職直後に妊娠が発覚し、出産と同時に原発不明がんも見つかって死にかけるという、なんとも濃ゆい2年を過ごしておりました。そのことをつづったのが、「34歳OL、がん宣告から復活までの1年間。」です。 振り返ってみれば壮絶な2年間を過ごしたのだけれど、結局戻ってきたのはここ東京のど真ん中、六木。いつもと変わらない職場で

    人生は努力でなんとかなると思っていた私が、34歳でがん宣告されて思ったこと|ウートピ
  • なぜ人類は国家を作り、発展させられたのか?──『反穀物の人類史──国家誕生のディープヒストリー』 - 基本読書

    反穀物の人類史――国家誕生のディープヒストリー 作者:ジェームズ・C・スコット出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2019/12/21メディア: 単行我々人類の大半は今は家畜を飼い、農耕を行い、足りない分を輸入することで定住生活を営んでいる。一般的に、そうやって定住して生活をすることは文明的であることの証である。なぜなら我々人類は、狩猟採集生活から、動植物の家畜化・作物化が発生し、そこから固定した畑での農業、定住に繋がったと思われているからだ。 だが、定住は動植物の家畜化・作物化よりもずっと早かったし、初期文明とされる農耕-牧畜文明の連合体が発生する4千年前には、飼いならしによる家畜化や作物化はすべて行われていたのである。つまり、人間は農耕の技術を得てから即、国家を作り始めたわけではない。その後長い年月をかけてようやく国家らしきものが成立しはじめたのである。国家を作り上げることで人間

    なぜ人類は国家を作り、発展させられたのか?──『反穀物の人類史──国家誕生のディープヒストリー』 - 基本読書
  • 映画『家族を想うとき』が冷静に見られなかった - やしお

    ケン・ローチ監督の『家族を想うとき』(Sorry We Missed You)は、どうしようもなく個人的な記憶が喚起されて冷静に見ることが難しい映画だった。忘れていた、完全に忘れていたわけではないけれど、日常的に意識したり思い出すことの少なくなっていた「お金がないと余裕がなくなって日常がキリキリと苦しくなっていくあの感覚」がよみがえって、12年前の両親との暮らしの記憶が一気に立ち現れて冷静でいられなくなるのだった。 (この映画は「ネタバレ」とは無縁のお話だとは思うけれど、内容について以下で触れているので一応ここで断っておく。) イギリスで暮らす一家の日常が描かれる。ホームレスにはならない程度の貧困にあえいでいる。父親は配送ドライバー、母親は訪問介護の職業に就いている。職にあぶれている訳ではなく、二人とも真面目に働いているし職業意識も高い。15歳くらいの長男は友人グループとのグラフィティにハ

    映画『家族を想うとき』が冷静に見られなかった - やしお