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  • 世界のクモの餌消費量、初の推定 人間の肉・魚の消費量に匹敵

    フランス北部ゴドワアイベルドで巣を張ったクモ(2015年10月4日撮影)。(c)AFP/PHILIPPE HUGUEN 【3月15日 AFP】全世界に生息するクモがべている昆虫の量は、毎年4億~8億トンに及んでいるとの研究結果が14日、発表された。これは人間が1年間に消費する肉と魚の総量に匹敵するという。 この種の分析としては世界初の今回の研究で、研究チームは過去の65件の研究のデータを使用し、地球上に合計2500万トンのクモが生息していると推定した。 研究チームは次に、クモが生きるために必要な物の量はどのくらいかを考慮して、クモが捕する昆虫などの無脊椎動物の年間総量を推算した。 科学誌サイエンス・オブ・ネイチャー(Science of Nature)に掲載された研究論文には「世界のクモ群集が捕する獲物の量が年間4億~8億トンに達することを、今回の推計は示唆している」と記されている

    世界のクモの餌消費量、初の推定 人間の肉・魚の消費量に匹敵
  • 動画:「キングコング」炎上、新作映画イベント会場で ベトナム 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

    【3月11日 AFP】ベトナムのホーチミン( Ho Chi Minh )で9日、『キングコング:髑髏島の巨神( Kong: Skull Island )』試写会イベント会場で、司会者が共産党員や外交官、著名人らの紹介を行っている最中に火の手があがった。 踊り手の一人が投げたたいまつが、キングコングの人形に燃え移ったとされる。火災の被害はこの人形だけで済んだという。(c)AFP

    動画:「キングコング」炎上、新作映画イベント会場で ベトナム 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
  • 鳥を絶滅に追いやる外来種ヘビ、森林も破壊か 研究

    米領グアムのミナミオオガシラ(学名:Boiga irregularis)。英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ提供(2010年撮影。2017年3月8日提供)。(c)AFP/NATURE COMMUNICATIONS/ISAAC CHELLMAN 【3月9日 AFP】米領グアム(Guam)で樹上性の鳥類の大半を絶滅させた外来種のヘビ「ミナミオオガシラ(学名:Boiga irregularis)」について、8日に発表された研究論文は、このヘビが太平洋(Pacific Ocean)に浮かぶ島の森林も破壊していると指摘している。 英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に発表された研究論文によると、このヘビの存在により、グアム島では新たに成長する木が92%減少した可能性があるという。 ブラウンツリースネークとも呼ばれるミナミオオガシラは、第2次世界

    鳥を絶滅に追いやる外来種ヘビ、森林も破壊か 研究
  • 湖が鮮やかなピンク色に! 実は自然現象、豪

    オーストラリア・メルボルン郊外にある、ピンク色に染まったウエストゲートパークの湖。パークス・ビクトリア提供(2017年3月9日提供)。(c)AFP/PARKS VICTORIA 【3月9日 AFP】(更新)オーストラリア・メルボルン(Melbourne)近郊にある湖で、湖水が鮮やかなピンク色に染まる現象が発生した。まるで化学物質の流出による環境汚染のように見えるが、暑さで湖水の塩分濃度が上がったことによる自然現象だという。 湖があるウエストゲート公園(Westgate Park)を管轄する州当局パークス・ビクトリア(Parks Victoria)の管理責任者で科学者のマーク・ノーマン(Mark Norman)氏によると、湖底の緑藻類が高い塩分濃度に反応し、湖水の色を変えた。 「夏期に湖水が鮮やかなピンク色になる現象はよくある。単細胞の緑藻の一種、ドナリエラ(Dunalliela)が原因だ」

    湖が鮮やかなピンク色に! 実は自然現象、豪
  • ネアンデルタール人、歯痛に「鎮痛薬」使用か 研究

    現在のスペインのエルシドロンに当たる地域に住んでいたネアンデルタール人の上顎骨の化石。一部に歯石を確認できる(2017年3月7日提供)。(c)AFP/Paleoanthropology Group MNCN-CSIC 【3月9日 AFP】ペニシリンの発明からさかのぼること約5万年前に、歯の膿瘍(のうよう)に苦しんでいた旧人類ネアンデルタール(Neanderthal)人の若者が、天然の抗生物質や鎮痛成分を含む草木をべていたことが分かったとする研究論文が8日、発表された。研究では、ネアンデルタールの歯石を調べた。 研究チームによると、現在のスペインのエルシドロン(El Sidron)に当たる地域に住んでいたネアンデルタール人の男性は、抗生物質を産生するペニシリウム属の真菌を摂取し、サリチル酸を含むポプラの木の破片をかんでいたという。サリチル酸は、現代の鎮痛薬アスピリンの有効成分だ。 英科学誌

    ネアンデルタール人、歯痛に「鎮痛薬」使用か 研究
  • 仏動物園に密猟者、シロサイ殺し角奪う 「前代未聞」の事件に衝撃

    仏トワリー動物園で飼育されるサイ2頭(2002年8月1日撮影、資料写真)。(c)AFP/MARTIN BUREAU 【3月8日 AFP】フランスの首都パリ(Paris)郊外のトワリー(Thoiry)動物園で、夜間に侵入した何者かによってシロサイ1頭が射殺され、角を奪われる事件が発生した。警察と同園が7日、明らかにした。 犯人は6日夜、住み込みの職員5人に気付かれることなく、正門をこじ開け、さらに少なくとも2か所の扉を破り侵入した。 殺されたのは、国際自然保護連合(IUCN)の絶滅危惧種リスト(レッドリスト)で準絶滅危惧種に指定されているミナミシロサイで、4歳の雄の「バンス(Vince)」。バンスは他にも少なくとも2頭のサイが飼育されている場所で襲われたという。 警察の報道官がAFPに明かしたところによると、6日にサイの飼育場を後にした職員が、翌7日に戻った際にバンスの死骸を発見。バンスは頭

    仏動物園に密猟者、シロサイ殺し角奪う 「前代未聞」の事件に衝撃
  • 動画:スマホ時代に逆に「新しい」カセットテープの魅力

    【3月6日 AFPBB News】東京・浅草の老舗レコード店には演歌や歌謡曲を中心としたカセットテープが並び、訪れる高年齢層の顧客のほとんどが北島三郎(Saburo Kitajima)や美空ひばり(Hibari Misora)といった昭和の大スターたちの音源を買い求めていく。だが、古き良きこのカセットテープ文化に近年、変化の兆しが見られるという。再評価が高まり、専門店やカセットDJなども登場。カセットテープ発売50周年記念として70年代の復刻版が発売されるなど、新たな潮流が生まれているのだ。 「カセットテープは何回も再生したら、擦り切れる。いっぱい着れば擦り切れていく洋服と同じ。自分の音楽への愛情がメディアに現れるのが、かわいくていい」とアナログ音楽愛好家のかねこゆうこ(Yuko Kaneko)さん(39)はその魅力を語る。 ■新世代を引きつける小さな長方形 東京・中目黒に店を構える「ワル

    動画:スマホ時代に逆に「新しい」カセットテープの魅力
  • 中国の国防予算、約7%増 「外部からの干渉」に対応

    警戒に当たる警察官の向こうに見える中国・北京の天安門に掲げられた毛沢東の肖像(2017年3月4日撮影)。(c)AFP/NICOLAS ASFOURI 【3月4日 AFP】中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の傅瑩(Fu Ying)報道官は4日、同国が領有権を主張する南シナ海(South China Sea)などで「外部からの干渉」に対応するため、今年の国防予算は前年比約7%増になることを明らかにした。 傅報道官は、「(領有権問題については)対話と協議を通して平和的解決を呼び掛ける。同時にわれわれは、わが国の主権、国益、権利を守る手段が必要だ」「具体的には領有権問題をめぐる外部からの干渉を防ぐ必要がある」と述べた。 南シナ海および東シナ海(East China Sea)での中国の領有権主張に周辺国は警戒感を強め、米政府は批判している。傅報道官は「干渉」が何を意味するのか明確には語らな

    中国の国防予算、約7%増 「外部からの干渉」に対応
  • トランプ氏の議会演説「支持」76%、政策の具体性には疑問

    米首都ワシントンの連邦議会の合同会議で初の演説に臨むドナルド・トランプ米大統領(2017年2月28日撮影)。(c)AFP/JIM LO SCALZO 【3月2日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が連邦議会で行った施政方針演説について、米国民の多くは好意的に受け止めていることが、1日に発表された世論調査で分かった。しかし、トランプ氏の野心的な政策の具体的な内容や予算面については非常に多くの疑問点が残っている。 トランプ氏は2月28日に議会で行った長い演説では、いつもの好戦的な言葉遣いを封印。国の結束を呼び掛け、より大統領らしく振る舞った。これを、米国民は好感を持って受け止めた。 米CBSニュース(CBS News)と英世論調査会社ユーガブ(YouGov)が共同で行った調査では、トランプ氏の演説を視聴した国民の76%が演説を支持すると答えた。調査会社ニールセン(N

    トランプ氏の議会演説「支持」76%、政策の具体性には疑問
  • 字幕:レンタルお坊さん、寺とのつながり薄れる日本で需要拡大 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News

    【2月26日 AFP】仏教寺院と縁遠くなる人々が増えた現代の日で、僧侶のレンタルサービスが盛況を博している。しかし、伝統を重んじる人々はこのサービスに憤慨。僧侶のレンタルは宗教の商品化だと警告している。(c)AFP

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  • 古代の巨大ペンギン、恐竜と共存 NZで発見の化石で判明

    恐竜時代に生息していた巨大ペンギンを描いた想像図。オタゴ大学地質博物館提供(2017年2月23日提供)。(c)AFP/Geology Museum-University of Otago/Chris GASKIN 【2月24日 AFP】ニュージーランドで発見された巨大ペンギンの足の骨の化石から、ペンギンの祖先が恐竜と同じ時代に地球上に存在していたことが分かったとの研究結果が23日、発表された。 約6550万年前に起きた小惑星の衝突で非鳥類型恐竜が絶滅する以前、超大型のペンギンが角竜類のトリケラトプスや肉のティラノサウルスといった恐竜と同じ空気を吸っていたということになる。 足の化石は、ニュージーランドのワイパラ(Waipara)川近くでアマチュア化石収集家により発掘された。ただ、この化石だけではペンギンと恐竜が共存していたことの証明にはならない。この8センチの骨の年代は、ティラノサウルス

    古代の巨大ペンギン、恐竜と共存 NZで発見の化石で判明
  • 止まらぬマルミミゾウ密猟、10年で生息数80%減 ガボン

    【2月21日 AFP】アフリカ中部の国ガボンでは、象牙目的の密猟者らによるゾウの殺傷が憂慮すべきペースで続いており、国内のゾウの生息数がこの10年間で80%減少した。 米科学誌カレント・バイオロジー(Current Biology)に掲載された論文によると、聖域と考えられていた区域のミンケベ国立公園(Minkebe National Park)内で殺害されたゾウは、これまでに約2万5000頭に上っているという。 米デューク大学(Duke University)とガボンの国立公園庁(Agence Nationale des Parcs Nationaux)の研究者のジョン・ポールセン(John Poulsen)氏は「マルミミゾウについては、ガボンが世界最大の残存個体数を保持するとみられているため、これまで考えられていたよりもはるかに大きな困難に陥っていることが示唆される」と話し、「ゾウの生息

    止まらぬマルミミゾウ密猟、10年で生息数80%減 ガボン
  • ニュージーランドは未知の大陸「ジーランディア」の一部 研究

    南太平洋の海面下にあると主張される大陸「ジーランディア」の範囲を示した図。(c)AFP/Gal ROMA 【2月17日 AFP】ニュージーランドは、その大半が南太平洋(South Pacific)の海面下にある「ジーランディア(Zealandia)」大陸の一部として認識されるべきとする研究結果が17日、発表された。 研究者らによると、「ジーランディア」は地質学上、独立しており、標高や地質、地殻、領域などの条件が他の大陸に適用されている全ての基準を満たしている。 米地質学会「ジオロジカル・ソサエティー・オブ・アメリカ(Geological Society of America)」が発行する学術誌「GSAトゥデイ(GSA Today)」に掲載された論文によると「ジーランディア」の面積は500万平方キロで、全体の94%は海面下にある。 また論文は、ニュージーランドの北島(North Island

    ニュージーランドは未知の大陸「ジーランディア」の一部 研究
  • 血中のHIV抗原、感染から1週間以内に検出可能に スペイン研究

    フィリピン・マニラの医療施設で行われたHIV検査のため採血の様子(2016年12月7日撮影)。(c)AFP/Noel CELIS 【2月17日 AFP】スペイン科学研究高等会議(CSIC)は16日、AIDS(エイズ、後天性免疫不全症候群)の原因となるHIV(ヒト免疫不全ウイルス)を感染から1週間以内に検出できる検査法の特許を取得したと発表した。HIVが検出可能になるまでの期間は、これまでで最短だという。 声明によると、CSICの研究チームが開発した「バイオセンサー」は、人の血液中にあるHIVの表面に付着しているタンパク質「p24抗原」を検出する。 CSICは、この技術は「感染後1週間以内」に「現在の技術で検出できる濃度の10万分の1という低濃度のp24抗原を検出する」としている。さらに「結果が出るまでの時間は4時間45分で済み、検査当日に結果が得られる可能性もある」という。 CSICのセン

    血中のHIV抗原、感染から1週間以内に検出可能に スペイン研究
  • モンゴルで2年連続の気象災害、多くの家畜が死に直面 赤十字

    モンゴル北部のフブスグル県で、地面に横たわる動物の死骸(2017年2月12日撮影)。(c)AFP/IFRC/Mirva HELENIUS 【2月16日 AFP】国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)は15日、モンゴルが2年連続で「ゾド(dzud)」と呼ばれる厳しい気象に見舞われ、多数の遊牧民が家畜を失う破滅的な事態に直面していると発表し、国際的な緊急支援の要請に乗り出した。 乾燥した夏の後に厳しい冬が続く気象状況を指す「ゾド」に見舞われると、牛や羊などの動物たちは夏の間に十分な量の草をべられず、最低気温が氷点下50度にもなる冬の寒さを乗り切るために必要な脂肪を蓄えられずに死んでしまう。 IFRCによると、モンゴルでは全人口の約半数が、料、移動手段、収入源をもっぱら家畜に頼っており、今回の「ゾド」は数万人規模の遊牧民の生活を脅かしているという。 当局の統計によると、「ゾド」が原因で死んだ家

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  • 南スーダン内戦「壊滅的規模」に、収拾つかない恐れを国連が警告

    南スーダン北部で、武器を持って構えるスーダン人民解放軍の兵士(2016年10月16日撮影)。(c)AFP/Albert Gonzalez Farran 【2月16日 AFP】南スーダンの内戦が「民間人にとって壊滅的な規模」に達しており、さまざまな民兵集団の台頭によって事態の収拾がつかなくなる恐れがあると警告する機密報告書を、国連(UN)が安全保障理事会に提出していたことが分かった。戦闘が何年も続くことになると警鐘を鳴らしている。 アントニオ・グテレス(Antonio Guterres)国連事務総長は、AFPが14日に入手した報告書の中で「記録的な人数」の民間人が自宅のある村や町から逃げていると指摘。集団的な残虐行為の危険が「現実に存在する」と述べている。 13日に安保理に提出された厳しい内容の報告書に先立ち、グテレス事務総長は先月、3年に及ぶ内戦の終結を目指して南スーダンのサルバ・キール(

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  • 民族集団から犯罪組織まで、新たな武装集団が続々出現 南スーダン

    南スーダンのナイル川で船に乗るスーダン人民解放軍(SPLA、政府軍)の兵士(2016年10月16日撮影、資料写真)。(c)AFP/Charles Atiki Lomodong 【2月11日 AFP】南スーダンでは大規模な戦闘が起きた昨年7月以降、新たな武装集団が続々と出現しており、その中には「機に乗じて結成された集団」もあれば「紛れもない犯罪組織」もある。国際的な停戦監視団の「合同監視評価委員会(JMEC)」を率いるフェスタス・モハエ(Festus Mogae)ボツワナ前大統領が10日、ケニアの首都ナイロビ(Nairobi)で行った記者会見で明らかにした。 モハエ氏によると、昨年7月に南スーダンの首都ジュバ(Juba)で戦闘が発生し1万人以上が国連(UN)基地へ避難を余儀なくされた後、新たな武装集団が続々と出現しているという。モハエ氏は「機に乗じて結成された集団もあれば、紛れもない犯罪組織

    民族集団から犯罪組織まで、新たな武装集団が続々出現 南スーダン
  • カナダの不明男性、南米アマゾンで保護 失踪から5年

    ブラジルにあるアマゾンの熱帯雨林(2009年11月29日撮影、資料写真)。(c)AFP/ANTONIO SCORZA 【2月11日 AFP】2012年にカナダで失踪していた同国人の男性が、南米ブラジル・アマゾン(Amazon)の森林地帯で同国の警察により保護された。男性は精神に問題を抱えており、パスポートを持たず、猛獣が多く生息する密林をさまよい歩いていたという。 アントン・ピリパ(Anton Pilipa)さん(39)は、2012年にカナダ西部バンクーバー(Vancouver)にある十字路で目撃されたのを最後に消息を絶っていた。だが、昨年11月28日になって、ブラジル北西部ロンドニア(Rondonia)州ジパラナ(Ji-Parana)で、悪態をつきながら混雑した道路をはだしで歩いているところを警察に発見され、身元不詳の外国人として保護された。 英語が話せたため身元調査を任された警察官のエ

    カナダの不明男性、南米アマゾンで保護 失踪から5年
  • ファストフード包装紙、人体に有害か 半分に発がん性疑いの物質

    仏ナントでハンバーガーとフライドポテトをべる少女ら(2012年6月21日撮影、資料写真)。(c)AFP/FRANK PERRY 【2月2日 AFP】ハンバーガーやフライドポテトなどファストフードを提供する際に使用される油をはじく包装紙や容器には、べ物に染み込む恐れのある化学物質が使われていることが多いとした調査結果を、米国の研究者らが1日、学術誌に発表した。この化学物質が人体にどんな影響を及ぼすかには触れていないが、過去の研究ではがんや甲状腺疾患の発症との関連性が疑われると警鐘を鳴らしている。 米学術誌「エンバイロメンタル・サイエンス・アンド・テクノロジー・アンド・レター(Environmental Science and Technology Letters)」に掲載された論文によると、全米の27のファストフードチェーンから集めた400余りのサンプルを検査した結果、包装紙のほぼ半分と

    ファストフード包装紙、人体に有害か 半分に発がん性疑いの物質
  • 量子コンピューター実現へ初の青写真 モジュール接続に新手法

    オーストラリア・シドニーにあるニューサウスウェールズ大学で、量子素子を製造する研究者ら(2012年9月20日撮影、資料写真)。(c)AFP/Australian National Fabrication 【2月2日 AFP】大規模な量子コンピューターの実現に向けた初の青写真を、世界各国の科学者からなるチームが1日、米科学誌「サイエンス・アドバンシズ(Science Advances)」に発表した論文で示した。大きさは最大でサッカー場のピッチほどになる可能性があるが、実現できれば世界でも指折りの厄介な問題の解決が期待できる。 大型の量子コンピューターは実証試験が行われていないばかりか、実現のめどすら立っていない。論文はこうした量子コンピューターの製造に向けた一歩となった。 論文を共同執筆した英サセックス大学(University of Sussex)のウィンフリート・ヘンジンガー(Winfr

    量子コンピューター実現へ初の青写真 モジュール接続に新手法