前回の記事「均一性のNECと一点突破の日立」で、NECのDRAMプロセスが「病的なまでの潔癖完璧主義の均一性第一主義」であることを紹介した。 2012年のエルピーダメモリ経営破綻、それに続くルネサス エレクトロニクスの官民連合による買収、ソニー、パナソニック、シャープの大赤字、社長交代、大規模なリストラ。これらの派手なニュースの陰に隠れていたが、最近、NECに関する報道が目につく。 どうやらNECが苦境に陥っているようだ。今回は、まず、NECに関する最近の新聞報道を2つ取り上げる。その上で、かつては多くの世界1位や日本1位の製品を生み出し、日本を代表する総合電機メーカーであるNECに一体が起きているのかを考える。 ガラケーだけになったNEC 「NECスマホ撤退へ、“どこもファミリー”終焉」(日本経済新聞、2013年7月18日) 2001年にNECは(後にガラケーと呼ばれる)携帯電話の国内市
最近、アキバのパーツショップで注目を集めている新しいパーツブランドがある。それが「ProjectM」だ。先行モデルのゴム製SSDマウンタ「GM79」を皮切りに、これまでmSATA関連製品など9製品を発売。いずれもニッチかつマニアックな商品ながら、“かゆいところに手が届く”と好評を得ている。 この4月から本格的に製品展開を始めたProjectMは、“元店員M”として知られる森田健介氏が手がけた新ブランド。元パーツショップ店員の経験を生かし、「あると便利だけど、販売数量などから一般的なメーカーが手をだしづらい商品」(同氏)を企画・開発していくという。 ショップの店頭に立つエプロン姿からスーツ姿に装いを変えた森田氏に、ProjectMへの想いを聞いた。 これからは“作る側”でアキバを支えていきたい ―― まず最初に、ProjectMの命名について。“M”は森田さんのMであっていますか? 森田氏
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く