国内で143年ぶりのオオムカデの新種発見!渓流に潜む、翡翠色に輝く国内最大のオオムカデ〜日本初、世界で3例目の半水棲ムカデ、沖縄の4地域と台湾から発見され、沖縄の故事にちなみリュウジンオオムカデ(琉神大百足)と命名〜 今回のムカデを新種記載するための模式標本や関連する文献・情報等を本学博物館(風樹館)が提供しました。 今後、上記の模式標本(パラタイプ)が風樹館に寄贈される予定です。 また風樹館では、今回記載された国内最大級のムカデであるリュウジンオオムカデの標本を一般展示室で公開しています。 概要 世界自然遺産候補の南西諸島の島嶼では、まだ多くの未知の生物種の発見が期待されている。 今回、沖縄の4地域と台湾から発見されたオオムカデは体長約20 cm、体幅約2cm(大人の親指くらいの太さ)の巨大なムカデであり、日本最大の川エビ「コンジンテナガエビ」(体長10 cm 前後)を捕食しているところ