横浜市が三ツ沢公園(横浜市神奈川区)再整備基本構想案を見直し、陸上競技場の位置に1万5千~2万5千人規模の新スタジアムを建設する案をまとめたことが30日、関係者の話で分かった。陸上競技場は深谷通信所跡地(同市泉区)に新設する。公園内にとどまらない広域的な視点での検討により、現存の市民使用施設を減らすことなく再整備を進めることが可能になった。6月の市議会常任委員会で報告される。 広域的視点で検討関係者によると、新スタジアムは観客席すべてが屋根で覆われるJリーグ基準を満たす施設を想定し、建設費は約300億円を見込む。整備、運営にはPFI(民間資金による整備)方式を検討するとともに寄付も募りたい意向という。 同公園にある三ツ沢公園球技場(ニッパツ三ツ沢球技場)は市民利用のほか、サッカーJリーグの横浜FCや横浜F・マリノス、ラグビーリーグワンの横浜キヤノンイーグルスなど多くのトップチームが興行に使
