改選を経て新たなスタートを切った県議会で、立憲民主党系が3つの会派に分裂した。以前から「内輪もめ」が絶えなかったが、改選を機に結束のもろさが露呈した格好だ。議会での影響力を自らそぐような事態に、党内からも「情けない限り」「分裂志向は宿痾(しゅくあ)」などの自嘲が漏れる。「早期に大きな塊になれるよう努力する」との声もあるが、亀裂の修復は容易でなく、展望は開けていない。 4月の県議選で立民は公認・推薦を受けたり、改選前に同じ会派に所属していたりした計31人が当選。自民党(50人)に次ぐ勢力を確保した。党勢が振るわない中、県連幹部は「何とか踏みとどまった。全員で頑張っていく」と述べ、安堵(あんど)感を漂わせていた。 ところが、改選後の会派構成では、県連の「一つの会派で活動するのが原則」との説得にもかかわらず「立憲民主党・かながわクラブ」(14人)、「立憲民主党」(10人)、連合神奈川の支援を受け
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