神奈川県の茅ケ崎市議会は16日、総務常任委員会を開き、共産党機関紙「しんぶん赤旗」を含む政党機関紙の市庁舎内での購読勧誘・配達・集金を行わないよう求める陳情について、委員長採決によって採択した。 陳情は大和市在住の男性が提出。自民党や公明党会派による賛成と共産党会派などによる反対がともに3人の同数となり、岩田はるみ委員長(自民)の判断で採択となった。今後、市に対して経過報告なども求めるという。 陳情では、政党機関紙の購読勧誘・配達・集金の禁止の他、市職員が政党機関紙の購読を強制され、拒否した場合でも不当な嫌がらせを受けないように相談窓口の設置を求めている。