佐伯 宗義(さえき むねよし、1894年(明治27年)2月28日 - 1981年(昭和56年)8月4日)は、日本の政治家、実業家。衆議院議員、富山地方鉄道創業者、立山黒部貫光創業者。 経済学博士、従三位、勲二等、富山市名誉市民、立山町名誉町民。 1894年(明治27年)2月28日、富山県立山村(現・立山町)芦峅寺に生まれる。代々雄山神社の神官を務める家柄であった。 1924年(大正13年)に信達軌道(現福島交通)の再建に携わることとなり、専務に就任。1930年(昭和5年)に富山電気鉄道を設立し、代表取締役専務に就任。「富山県一市街化」をスローガンとして戦前戦後を通じ、国鉄を除く生活交通を主力として県内交通の整備と充実に注力した。 1943年1月1日「陸上交通事業調整法」に基づいて富山電気鉄道を中心に富山県内のすべての私営・公営の鉄軌道・バス会社を合併、社名を富山地方鉄道と改称した。 196