サッカーJ2水戸ホーリーホックと茨城県水戸市サッカー協会は26日、新たなサッカーグラウンド整備を中核にしたスポーツ振興プロジェクトに乗り出すと発表した。両者は事業主体となる新法人「MFA-B&S」を立ち上げ、水戸市と基本協定を締結。新グラウンド(同市見川町)は2024年3月に着工し、同10月に完成予定。 新グラウンドの総面積は約1万9000平方メートル。人工芝グラウンド1面をはじめ、発光ダイオード(LED)照明4基、クラブハウスとフットサルコートも設置する。総工費は約3億円で、同市の企業版ふるさと納税制度を活用する。 J2水戸が主に下部組織の練習場として使用するほか、市民の健康増進事業や周辺のサッカー場と連携した大会開催、合宿誘致などスポーツツーリズムによる交流促進事業にも利用する方針。 同日の協定締結式で、高橋靖市長は「新しいスタイルの官民連携。いろいろなアイデアを出し合っていきたい」と