![深田昌之のホンダ「N-VAN」で幸せになろう / 第1回:ホンダ「N-VAN」、買っちゃいました](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/255b3e9a1c759fecd51813b010e970384c7c88bf/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcar.watch.impress.co.jp%2Fimg%2Fcar%2Flist%2F1150%2F944%2F001.jpg)
新潟の貧農から総理大臣へと成り上がった田中角栄は、やがてロッキード事件などのスキャンダルに塗れ波瀾万丈の人生を終えた(1993年没、75歳)。その生涯は近年の“再評価ブーム”の中で様々な視点から伝えられてきたが、誰もが知るその歴史に「空白の2年間」がある。徴兵で満州に動員されていた時期について、角栄は生前ほとんど語らなかったという。当時の秘話が、ある写真とともに明らかになる。 ◆「満州の写真を持っている」 『戦場の田中角栄』(馬弓良彦著、毎日ワンズ刊)が異色のベストセラーとなっている。“戦場”と“田中角栄”という奇妙な取り合わせだが、比喩で“戦場”という言葉を使っているのではない。あまり知られていないが、角栄は徴兵で出征し、騎兵部隊の二等兵として満州に赴任していた。同書にはその時代の角栄が描かれている。 出版した毎日ワンズ社長の松藤竹二郎氏はこう語る。 「書いたのは長く毎日新聞で角栄番を務
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