KDDI(au)は14日、子会社のUQコミュニケーションズが「UQモバイル」ブランドで運営する格安スマートフォン事業について、KDDIの携帯電話事業と統合すると発表した。KDDIがau、UQモバイル両ブランドを一体運営する。楽天の携帯電話サービスへの本格参入で今後の競争激化が見込まれる中、グループの経営資源を集約して競争力の強化を狙う。 KDDIの高橋誠社長は14日の記者会見で「UQを取り込んで準備が整ったので、楽天に対抗したい」と語った。 UQモバイルは200万人の契約者を保有する格安スマホ事業者。携帯大手のauとは別々に運営されてが、一体運営とすることでauで提供する金融や通信販売などKDDIのサービスをUQの契約者にも提供しやすくなる。 高橋氏は顧客ニーズの多様化を踏まえ、「ニーズに合ったサービスを提供するためにも、複数ブランドで対応するのが自然の姿だと思う」と述べた。 統合後は、a